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虚呂路

虚呂路

                          やたらと自己分析に耽っていた頃。 今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
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さてさて、明日から素敵で楽しい追試週間の始まり始まり。
――というより、合格できる自信が壊滅的に根絶しているわけだし、
不敵で苦しい追試週間とでも称するべきか。不敵って恐れを知らないという
意味だそうですね。今まで正確な意味を知りませんでした。
まあ、そんな感じで臨時の特攻野郎になってきます。
でも落第だけはかんべんな! とかコング(参照:特攻野郎Aチーム)の
真似をしても地平線には何も見えてこないので、もう少し足掻くとしよう。

では、仮に両親にくびり殺されずに済んだなら、土曜日辺りにでも(笑)。

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PC内のファイルを整理していた所、大学に提出したレポートの類が幾らか
見つかった。読み返してみると、何やら自ら不興を買って出るような感がある
文面の多いことに呆れる。学長が教鞭を振るう速読法の感想では、
『個人的な経験に基づいて述べさせてもらうならば、状況によっては講義中に
計測した経過時間よりもより早く全文を読むことが出来たと考える。
そもそもとして、読む速度というものは読む本人の能力、資質以外に好悪も
関わると私は思う。私の場合、元来書を読むこと自体を好む傾向があるが、
主として題材に幻想的、空想的なものが多用される、俗に言うファンタジーという
領域にカテゴライズされる作品を特に愛好している。
これまでの経験からして、このような作品の読了に要する時間は、今期の講義
に用いられた随筆作品の類を読む際のそれよりも比較的早い傾向がある。
無論、同程度の文量を持つ作品を比較した上での話である。
この他にも、内容の難解さの度合いの差異による、認識及び理解に要する
時間差も影響されるとは思うが、ともかく仮に今回使用した教材が私の嗜好に
合致するものだったならば、今期の一連の計測結果はより速いものとなった
であろう事が予測される。だが、そもそもとして速読法と銘打っている以上、
この授業においての読むという行為は技術としての面を重視する必要がある
だろう。技術とは特定の状況のみならず、あらゆる条件下で活用できなければ
そう呼ぶに忍びない。よって、個人的要素を足掛かりに言い訳の戯言を弄する
のは、やはり止めにしておくとする。』

……こんな感じである。大概レポートは眠気に襲われつつ、期限ギリギリに
仕上げるために、文章自体が些かおかしいのだが、上記の内容は殊更不味い。
一見、散々言い訳をした挙句に自らそれまで述べたことをひっくり返して
茶を濁しているだけなのだが、暗につまらないと言っているも同然の教材に
使用された随筆は学長の著書だったりする。
下手をすると、学長に喧嘩を売っていると思われかねない文章なのである。
他のレポートも、あからさまであったり、これといって確かな対象に悪意を
向けたものではないにしろ、言いようの無い、行き場の無い悪意が込められて
いるようで、まったく自分は何がしたいのやら。

教訓。
眠いときは早々に寝て早起きに備え、頭をすっきりさせてからレポートを書こう。
むしろそんな事態になる前にレポートを書こう。

今日のドクター・フーはここしばらくで一番面白かったなぁ。
相変わらず話も出来がいいし、今回はビーストのCGが良く出来てた。
このシリーズはストーリィがえらく奇抜で、一つのジャンルに収めきれない
くらいに様々な世界観とそれに伴うバリエーションの豊富さが素晴らしい。
韓流に限らず外国製ドラマが人気の昨今。
クォン・サンウやらスーパー・ナチュラルに熱狂する私の母を始めとして、
その熱気には些か引いてしまうこともあるが、実際面白い作品はあるのだ。
斜に構えてミーハーと馬鹿にせず、色々試したほうが楽しめるかも知れない。

富士見書房のドラゴンマガジンがとうとう二十周年。
毎号欠かさず買うほど熱心な読者でもないが、初めて購読した年齢を
振り返ると、その付き合いは全歴史の四分の一くらいにはなるだろうか。
次々号から装丁がB5版に変わって新たな二十年を歩み始めると共に、
二十年前から今までのように色々と中身も変わっていくのだろうが、
これからも変わらず楽しませてくれる事を祈りつつお祝い申し上げたい。

そんなドラマガと一緒に「薔薇のマリア」最新刊を購入。
二ヶ月連続刊行の二冊目。前回に続いてあとがきのテンションが高めかも。
これまでのあとがきはえらく淡々とした印象で、それはそれで味があったが、
饒舌な十文字青氏も面白い(?)。
この作品は世界観が広大であまりにも深い。同じように登場する人物達の
抱えるものも多様で、それらが絡まり合って紡がれる物語からは実に様々な
ことを考えさせれる。著者曰く、自分は難しいことを考えるのは苦手との事だが
とんでもない。これほど多岐に渡るキャラクターを余すことなく描いてしまうのは
才能だけに依っているわけではないだろう。
濃厚で重厚。深遠であると同時にとても率直に正直に人物の心情心境思想を
綴り、それらのぶつかり合いと変化を丁寧に表現するこのシリーズ。
ネガティブ気味な雰囲気が苦手でない方、超お薦めですよ。

同時に「群青学舎」二巻があったが、今回は保留。
この作品――というか、この作者さんの作品はここがいい! と明確に述べる
ことが出来ないのだが、何か感じるものがある。
ストーリィに統一感は無く、内容が分かりやすいものも分かりにくいものもある。
いや分かりやすさを述べる以前に、どの物語においても、台詞よりも人物の
表情等の描写そのもので何かを伝えようとする芸術的な印象の強さを受ける。
そういう意味では読み手にゆだねる部分が大きい漫画かもしれない。
手軽に読むには少し重いかもしれないが、小説を進んで読むくらいの気概が
あるなら十分だろう。自分が愛好する漫画は知名度が低い傾向があるのだが、
特にダントツのこの方の作品。是非読んでもらいたかったりする。

さらに、以前「フェンネル大陸偽王伝」の最終巻を見つけて、
そのうち読まねばと思っていたのだが、今度は「フェンネル大陸真勇伝」と
なって新たな展開を見せているらしい。
……このシリーズは大学受験以来まったく触れていなかったから、
殆ど展開を忘れてしまった(汗)。ここらで全部読み返しておこうかな。

伝勇伝はあと一冊を残すのみ。ドラマガでギャグ短編を読んでいたときには
思いもしなかったくらい深い展開に、かなり驚いています。
さすが超人気シリーズといったところか。
ただ「薔薇のマリア」とはまた違ったエグさと暗さがあって、短編に慣れている
身としては、その差異が読んでいて辛い。非常に面白くはあるのだが。
序盤はいちいちお約束のライナの暴力受難っぷりに呆れる部分もあったが、
もはや今となっては、そういうギャグが無ければ救いの無さに鬱になりそう。
さて、これからどんな展開を見せるのやら。救いの光は何処にある。

うおぉぉぉ! 「辺境紳士社交場」の投稿コーナー
「ハッピーラッキーエントランス」が久方ぶりの更新だー!
更新前に、全部の話を読み直して拾った細かいキャラ設定の類から、
無駄に詳細な資料作成を試行しておこうと思っていたのだけど。
まだ本編の半分しか読み終わってないや。
まあいいや、更新された分を先に読んでしまえ。
……しっかし、読みたいものが山積だなぁ。
「伝勇伝」は昨日の夜から読み始めて、ようやく五冊読み終えた。
だいたい150ページ強を一時間で読んでいる計算になるのだけど、
昔は200ページ近く読むことができた気がする。
遅くなったのは、読む量が減ったからだろうか。
速ければ良いというものでもないから、遅くなったこと自体はどうでもいいのだが
物凄く端的に自分の読書離れを露呈しているようで妙に癪だ。


サンデーコミックスの「魔王」1巻を去年買ったのだけど、これが面白い。
伊坂幸太郎氏の同名小説を原作にした作品で、キャラの立ち位置とか
舞台を上手く置き換えていてアレンジが上手い。
原作の「魔王」は去年に読んで、色々と考える切欠になった作品なのだが
こちらでも新しい発見が出来そうだ。
それで2巻も買おうと、あちらこちらで探して回っていたのだが、どこにも無い。
1巻すら置いていない。書店の方に聞いたところ、今月半ばの再販待ちらしい。
サンデーを読んでいる知人によれば、なかなかに「魔王」は人気の高い
作品だそうで、恐らく初版部数が少なすぎたのだろう。残念。

そういえば映画版「アヒルと鴨のコインロッカー」のCMを見た。
これも伊坂幸太郎氏の作品が原作になっている。
けれど、あの作品は文章表現だからこそ出来る仕掛けが根幹に絡んでいて、
映像化しては元も子もないような気もするんだよなぁ……。
それとも、映像で表すことが出来るんだろうか。
もしくは仕掛けを無視した上でも、映画という壮大でお金のかかる表現手法を
取れるだけのものがあの作品にはあったというのか。
……やはり、いまひとつ「アヒルと鴨のコインロッカー」の映像化には
賛同も期待もできそうにない。

うっし、テスト終わりました。
ヤマがことごとく外れただけに結果が恐ろしくて仕方がありません(滝汗)。
先行き暗澹たる現実から逃避するかの如く、帰りにカラオケに行ってきました。
レイズナーの「メロスのように」に全力を注いだら、音程が87%も合致。
DAMの採点の上、若干音痴気味の自分にとってはかなりの好成績です。
むしろ試験成績の方に高評価を望みたいけれど、過ぎた事はしょうがない。
再試対象科目の予測をつけて、復習しようと思います。


……だけどその前に、もらったラノベを全部読んでおこうかな。
帰り際に同級生から12冊もの文庫を貰ってしまったのだ。
その同級生は読書好きで、私はラノベを紹介してくれと頼まれたことがあった。
彼はあざとい萌えに過剰なほどの抵抗を示す。
書店に連れて行っても、そのような印象を与えるイラストを見るや否や
げんなりして「帰る」と言い出す始末だったので、好みの傾向を把握するのに
多少の苦労を要したが、私の手持ちに一巻だけあった富士見ファンタジアの
「伝説の勇者の伝説」を気に入って、一気に購入していた。
続編の「大伝勇伝」でがらりとタッチが変わったイラストに、少しがっくりして
いたけれど、話が面白いなら我慢できるそうな。
常から躊躇無く色々と購入している辺りからも伺えたが、彼はお金に
執着しない性質らしい。そして、どうやらモノにも執着しないようだ。
何故なら、今私の手元にあるのは、そのとき購入していた「伝勇伝」なのだ。
読み終わったら、もういらないらしい。売ればいいのにわざわざくれるとは
ありがたいけれど少し困った。先日やっと本棚の整理や増設が済んで
積み本を収めることが出来たばかりだというのに、また溢れてしまった。
その上、伝勇伝をもうすぐ読み終わると言っていた時に「レンタルマギカ」を
紹介していたのだが、それも読み終えたらくれるらしい。
……役得というべきなのか、これは。
その上「マギカ」と一緒に「とある魔術の禁書目録」も紹介した覚えが
あるのだが、あれ、もう15巻くらいまで出ていたよな……?
その上で、まだまだ紹介してもらいたいらしいし……な。
…………埋まっちまうぞ、私の部屋(汗)。
そう言ったら「俺の家は本のせいで床が沈んだことがあるよ。
キミの部屋もそうなるかもね~」と楽しそうにのたまってくれた。

……あれ、まさかこれは彼の策略か?
私が性格上本を手放せないのを知って、暇つぶしと嗜虐性を満たすのを
兼ねた上での行動なのか? うおぉぉ、抵抗できねぇ?!(笑)

……はてさて、彼がどこまで本気なのかはともかくとして、今は読書に
勤しむとしよう。高校時代より読書量は減ったけれど、本さえ読んでれば
生きていけるとまでは、もう言えそうに無いけれど、やはり私は活字中毒らしい。
物語の世界にいるときが、どうにも幸せで、楽しくてしょうがないのだ。
これに勝るだけの魅力ある過ごし方は、まだ見つかりそうに無い。

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