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虚呂路

虚呂路

                          やたらと自己分析に耽っていた頃。 今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
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いつの間にやら季節は夏。
聞くところによれば、迫りくる試験に戦々恐々としていた七月中旬辺りには、
既に梅雨明け宣言も出されていたらしいが、
ふと見上げてみれば、今日の空は若干の厚みのある灰色の層に覆われており、
その向こうで燦々と眩い輝きを無闇に撒き散らしていると思わしき太陽が、
暑苦しいご尊顔を遥かな青空から覗かせている様は見られない。
……何となく、ここ暫くの記憶を辿ってみるが。
今年のお天道様は、天をも焦がせと言わんばかりの殺人的な光条を
振りまく機会に、あまり恵まれていないような気がする。
そもそも、自分が野外活動を主体とした趣味を持ち合わせていないため、
日の照り具合を嫌でも思い知るような状況下にある事が少ないから、
そういう印象を受けているだけかもしれないが。


家の庭先には、二本の林檎の木と、葡萄を吊るした棚がある。
林檎の方は、私が生まれたのと同じ年に植えられた20年を越す立派な木だ。
とはいえ、近年では衰え著しく、一本は既に切り倒されてしまい、
代わりに一本の若木がその跡に腰を据えて根を巡らせている。
もう一方のゴールデンデリシャスという大層な名を冠した品種の木は、
どうにかまだ生き残っており、今年も数十個の果実をその枝に実らせている。
一人っ子の私としては、私と同じだけの年を重ねてきた林檎の木に、
多少なりとも兄弟に近いような思い入れがある。
今年の台風もどうにか乗り切って、来年も元気に実をつけてもらいたいものだ。
……まあ伐るか伐らないかは、実際のところ父の一存で決まってしまうのだが。


センチな話は置いておくとして、ナイトウィザードのシナリオに
使えそうなネタを一つ思いついた……が、
既存メンバーで進行している内容では使えそうに無い。無念。
今月下旬に試練を抱えている身ではあるが、折角時間もあることだし、
八月中にオンラインで一つか二つのセッションはしたいものだ。
最近はプレイヤーの立場ばかりであったし、ここらでGMも悪くない。
たまには普段顔を合わせている仲間以外ともやってみたいが、
それは贅沢な悩みだろう。TRPGの知名度は随分上がったと思うが、
プレイヤー人口は(私見であるが)それほど多くは無いという印象だ。
オフラインで継続的に遊べる仲間がいるのは貴重だと思う。
とはいえ仲間の都合がついても、場所と時間の都合がつかないこともあるが。

さて、ソードワールド2.0で予定してたGMがすっかりめっきり忙殺状態だし、
ここらで自分が何かキャンペーンを立ち上げてみるかな。
初代ソードワールドは忙殺仲間の都合がつかないと進められないしな。
……そうだ、デモパラの方も考えなきゃいかんかった。
うん、暫くはこの二つについてシナリオを考えていくとしよう。
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【ReadRecord】

・電撃文庫
 ウィザーズ・ブレイン(6上中下)[知人]
 藤堂家はカミガカリ(1)[知人]
 イスカリオテ[知人]
 マギ・ストラット・エンゲージ[知人]

・富士見ファンタジア文庫
 鋼殻のレギオス(4)~(10)[知人]
 大伝説の勇者の伝説(3)~(4)[知人]
 とある天魔の黒ウサギ(1)[知人]

・角川スニーカー文庫
 薔薇のマリア Ver4 hysteric youth[購入]
 薔薇のマリア Ⅹ.黒と白の果て[購入]
 レンタルマギカ(1)~(14)[知人]
 タマラセ(2)[知人]
 手のひらのエネミー(1)[購入]
 黒猫の愛読書(1)[知人]
 放課後の魔術師(1)[知人]
 デビルズダイス(1)[知人]

・ファミ通文庫
 ナイトウィザードノベル 昏き迷宮のバーレスク[知人]

・スーパーダッシュ文庫
 紅(1)~(3下)[知人]
 電波的な彼女(1)[知人]
 クライムハウンド[購入]
 空トブ人ビト 青イロ発光ウサギ(1)[購入]

・GA文庫
 EX!(1)~(4)[知人]

・ガガガ文庫
 RIGHT×LIGHT~嘆きの魔女と始まりの鐘を鳴らす獣~(4)[購入]

・MF文庫J
 聖剣のブラックスミス(1)[知人]

・一迅社文庫
 ANGEL+DIVE(2)[購入]
 幻想症候群[購入]

・TRPG書籍
 デモンパラサイト・リプレイ 剣神(5) 超越者[購入]
 りゅうたまリプレイ(3) 旅する大樹とあるく赤い砂漠[購入]
前回の更新から一ヶ月ぶり……いや、それ以上経過したか。
とうに怠惰と道楽に貴重な青春の一時を惜しげもなく注ぎ込んだ夏は過ぎて、
最近では朝晩と随分冷え込む日々が続いている中、
早くも私は毛布に包まって穏やかな睡眠を確保すると共に、
朝はその柔らかく暖かな誘惑とささやかな戦いを繰り広げる日々を送っている。
九月半ばより再開された学生としてのスケジュールはなかなかに過酷なもので、
毎日帰りは夜九時前後、遅ければ十時近くにもなる状況だ。
読書などは通学中の電車内で読むことも出来るから、
さほどの問題は無いものの、TRPGを遊ぶ時間が壊滅的に見当たらないのは、
多少は予測していた事とはいえ溜息を漏らさざる負えない。
一人暮らしを検討したい。けれども我が家庭環境を鑑みるに無理だろう。
今は、ただ、どうにか、耐えるしかあるまい。趣味に生きるのも大変だな。


さて、何を書いたものか。取り合えず関心があるものを並び立ててみると……
そうだな、「Sound Horizon」という音楽集団が出したアルバム「Maria」。
先月頭には発売されていたのだが、未だに聞けていないorz。
Sound Horizonを知らない人に説明しておくと、彼らの音楽は
説明するのがとても難しいのだが、一言で言えば非常に物語的な楽曲群だ。
アルバム自体が組曲として、様々な視点から一つの壮大なテーマと物語を
織り上げている。聴いたことの無い人は、是非とも一度聴いて頂きたい。

カードゲームの「ディメンション・ゼロ」。去年までは密かに遊んでいたのだが、
かさばりまくるカードを保管するのが難しい状況になってしまったため、
もう久しく購入していない。何時の間にやら4th-Seasonに突入しようと
しているようで、まだ続くんだなぁと嬉しさ半分。だが買えないと寂しさ半分。

書店で「初音ミク」のグッズが色々と入った箱を見て何事かと驚いた。
「初音ミク MIXING BOX」というそうで、週間少年マガジンが
関わっているとかいないとか。何をやっているんだ講談社よ。
値段はやや高いといえば高いが、色々入っていてお買い得と言えなくも
ないのかもしれない。来月まで残っていたら買おう。今は無理だ。

何故に無理かといえば、ロクにラノベが売られていないド田舎環境に
入り浸りだった八月、九月の分を取り戻すべく書籍に散財しまくったり、
何気に「シルバーレイン」にかなり入れ込んでしまっているのもあるのだが、
勢いで「ポケットモンスター プラチナ」を購入してしまったのも大きい。
どれもこれも満喫はしているのだが、無論懐は早くも冬の気配だ。

シルバーレインについては折角のロールプレイだし、
大っぴらに「=獅子笑い」とキャラがばれるのはつまらない為スルー。
ポケモンの方は、知人が所有していた全国図鑑を見て、情熱が再燃。
ルビー以降遊んでいなかったしなぁ、とまさに勢いに任せて購入したのだ。
そうそう、ラノベといえばだ。
「電撃文庫マガジン増刊」に「ダブルブリッド」作者の中村氏が以前に書いた
「ソウルアンダーテイカー」の短編が載っていた。
今後何かしらの展開はあるのだろうか? それも気になるが、
嬉しいことに「ダブルブリッド」の短編集が来月に発売するそうだ。
過去に電撃hpに載った分に加えて「その後」の物語が描かれるという。
主人公の優樹については最後まで描かれたものの、その他のキャラは
途中脱落で置いてけぼりだったため、これは実に嬉しい。楽しみだ。
……発売延期とかは無いと信じたい。最終巻の二の舞は見たくないぞ。

電撃といえば、本日深夜から「とある魔術の禁書目録」のアニメがスタート。
今のところ四巻までは確実に描かれるようだ。期待しよう。


さて、他に何かあっただろうか。読んだものに関しては、八月末辺り以降
記録するのを忘れており、整理中。
頑張って思い出そう。知人の家に預けた分もチェックしておきたいな……。
果てしなくお久しぶりですね。こんにちは。
一応私の肩書きは学生なので、現在夏休み真っ最中な訳ですが、
なんちゅーか青春っぽさのカケラもなく、規律なんて粉々に微塵と砕け散った
不規則生活に明け暮れて、格別書き残すようなことも皆無な毎日を送っています。
The・不健康。たまに油断して一日中水分を摂取せず、室内なのに脱水症状を
引き起こし、頭痛に苛まれてのた打ち回ったりとまあ愉快な事になってます。
家の中に引きこもっていても、やはり夏は夏なのですねぇ(トオイメ)。

唯一、コミケには今年も行ってきました。三日目ね。
九時ごろに国際展示場駅に着いて、入場できたのは十時半。
……案外早く入れた気がする。
コミケ参加は三回目だが、前はどの位かかったっけな。気のせいだろうか。
即座に辺境紳士さんの所に向かい、新刊をゲット。なかなか混んでいた。
聞くところによれば、今回は昼頃と随分早くに売り切れたそうな。
後回しにせず良かった。このシリーズは再版しないそうだから。

次に、前回のコミケで購入して気に入った木野陽さんの所に向かう。
残念ながら新刊は間に合わなかったそうだが、フリーペーパーを貰ってきた。
同じく前回偶然立ち寄った薬師寺ヨシハルさんや、O・K・Mさんの所に寄った後、
企業ブースへ向かう。

貰える物は貰っておこう精神の持ち主が、迂闊に企業ブースへ立ち入ると危険。
暫く歩き回っているうちに、何時の間にやらフリーペーパーの類だけで
結構な重量になってしまった。まあ、別にそれは良い。
だが、異様にでかいギャルゲ系の手提げ袋を、うっかり条件反射で
受け取ったのはまずかった。帰り道の二時間、これをぶら提げたままで帰るのは、
周りの目をあまり気にしない私でも流石に危険だと思う。根性で鞄に押し込んだ。
シルバーレインのブースでモーラットぬいぐるみ(小)を購入。思っていたより
良い出来で気に入った。しかし母には見せられない。妙に少女趣味なあの人に
見つかれば、確実に奪われること請け合いっつーか必至なのだ。

「とある魔術のインデックス」アニメ版のプロモムービーが流れていたので鑑賞。
映像の出来は良い感じ。上条さんもとても良い不幸っぷり。
キャラ紹介から少なくとも三巻までの展開は描かれるようだ。取り合えず期待。
初音ミクのブースも見てきたが、セット賞品のお値段5000¥也。
……グッズは別に良いからさ、CDだけ別売りしてくれんだろうか(涙)。
今回は軍資金が一万円切っているもんだから、やむなく諦めた。残念。

資金もすぐに底をつき、天気も怪しい感じなので、若干早いが一時頃に
会場を出ることにする。コスプレ広場を横切りつつ、結構楽しそうだよな、と
思ったりはするものの、多分あの活動ジャンルは私向きではない。
目立つのは嫌いだし。

大分コミケというイベントの空気に慣れてきたのか、頑張ってください、とか
新刊楽しみにしています、とか軽く声を掛ける位は出来る様になってきた。
次はもうチョイ資金を用意して、あちこち回れるようにするとしよう。
偶然好みの作風をしたつくり手の方々に出会えることも、結構多いのだしね。


昨日は道場で小学生達に指導。彼らの元気の源は一体何なのだ。
子供恐るべし。一方私は開始三十分で色々とクライマックス。死ぬ。
一時間の地獄を経た後に、木刀を握って鍔迫り合いの練習。
単純そうに見えて、難しい。まあ、大概がそうなのだが。
しかし剣術と剣道は、やはり全然動きが違うのだな。
斬り方自体が違うから当たり前か。
取り合えず、剣道の鍔迫り合いの型はとても危険で実用的でない事は理解。
基本すらも習得はまだまだ遠いというのに、また半年来れなくなってしまう。
まったく、どうしたものか。もう少し定期的に練習したいものだが。

そんなこんなで、昨日の練習がたたり現在両腕が超筋肉痛。
……せめて、日常的にダンベルくらいやるべきだろうかな……。

定期試験がやたらと精神的修羅場。色々と無茶だ。
後半からは、少しはまともでやりようのある問題用紙に巡り会いたい……。

TRPGは時間が無くて出来ないから、
代わりにPBW版シルバーレインを暇を見つけて遊んでいる。
このPBWというやつは、のめりこんだら並のネットゲームよりもお金を喰いそうな
予感はするものの、魅力的な要素が多々あって結構惹かれるものがあるな。

七人の武器屋(恐らく最終巻)を即買ったはいいのだが、
恐らくとはいえ一応は最終巻。思い入れのある作品であるだけに、
読んだら終わりか、と思うと読もうにも読めない。
で、結局未だに読めていない。
……感想送ろうかどうしようかとかを懊悩する以前の問題である。


【ReadRecord】

・電撃文庫
ウィザーズ・ブレイン(4下)~(5下)

・ファミ通文庫
文学少女シリーズ(1)~(5)


ウィザーズ・ブレイン。借りた分は読了。
世界設定の濃さ。キャラクターの能力と、思考性質のバリエーションの広さ。
数式を組み立てるような、パズルのピースを当てはめていくような展開構築。
著者の三枝零一氏は大学院で物理学を専攻していたそうだが、
なるほど小説のつくりにも、その性質が現れているようだ。
巻を重ねるほどに様々な過去と、想いと、思想を抱えた登場人物達が登場し、
それらをぶつけ合う中で揺れる感情と信念を描き出している。
筆致こそ大人しいが、ともすれば底の方は結構熱血な作品なのかもしれない。
設定的にも、展開のさせ方にしても、かなり好みで楽しんで読めた。

文学少女シリーズ。名作と話題で、かつ知人がべた褒めなシリーズ。
毎回一冊の名作小説をベースとした物語の展開をしている。
一つの作品に込められた様々な要素を切り取り、色を変え形を変えて
登場人物たちに込めていき、そうして描き出される物語は、
ベースとなった作品と似ているようで、けれども確かに違う。
しかし深く胸に染み入るものばかりだ。人気なのも頷ける。
原作小説の中には読んだことのあるものも多数含まれていたが、
かといって展開はそう簡単には読めない。私は一巻はラストの予想できたが、
二巻以降はラストに行き着くまでに一度は必ず驚かされた。
この小説の構成の仕方は、言ってみると単純にも思えるのだが、
実際に形となったものを思うと、ただ凄いとしか言い様が無い。
著者の野村美月氏はかなり高い構成力をもっていると言えるだろう。

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・活字中毒者の疑惑
・主にラノベ・ジュブナイル系
・サブカルチャー全般が好き
・王道は避け気味
・古武術歴17年だが激弱
・猫は正義

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