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虚呂路

虚呂路

                          やたらと自己分析に耽っていた頃。 今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
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早いもので2013年も末となり、通常勤務も明日で終わって仕事納めも目前である。
年を経るごとに季節感に疎くなっているようで、感慨らしい感慨も無く、
連綿と連なる普段通りの乾いた日常の一幕としか思えないのは少々虚しい気もする。

せめてもの抵抗として、世間一般の季節に相応しい行動をなぞってみても、
たいした効果は認められず、己が現実から乖離している浮遊感を覚えるばかりである。
聖夜を彩るイルミネーションと音楽は異質なノイズであり不可解ですらあった。

結局、クリスマスは例年に倣って「Merry Christmas Mr.Lawrence」を聴きながら、
TRPGのキャラクターを作成するという時間を過ごした。
この曲はまだ大丈夫だ。かつての己が心を震わせていた感覚を想起させてくれる。
聖夜に浮かれたいわけではないが、こういう時節における特有の感覚は忘れたくないのだ。

もっとも身近な非日常に対する憧憬を失えば、現実に期待するべき物は残らない。
心は夢想と共にあれど、現実に生きる者である以上、此方側にも希望が必要となるから。
此岸に意識を繋ぎ止めるために、この感覚を磨り減らすわけにはいかない。


暫く前の話になるが、今野さんの個展に行って来た。
驚くべきことに、今回は展示している原画の一部を販売するという話であった。
カラーイラストともなれば六桁を数える程で易々と手を出せるような価格ではなかったが、
一点モノである以上は妥当な設定だし、実際に原画を見れば納得せざるを得ない。
熱心な愛好家にとってはこれでも安価ですらあるかもしれない。

かくいう私もそのように感じた口であり、元より売約する覚悟で個展に向かったのである。
安月給ながらモノクロイラストならば五桁だし無理なく売約できるだろうと。
そういう腹積もりで訪れたわけだが駄目だった。何が駄目だったかってカラーが駄目だ。

以前も個展で拝見したが、やはりPCのディスプレイで見るのとはまるで違う。
発色の鮮やかさ、目が醒める様なコントラスト、塗り重ねられた絵の具の立体感……。
当然といえば当然だが臨場感も迫力も段違いの一言に尽きるというものだ。
完全にやられた。もちろん細部まで描き込まれた緻密な筆跡のモノクロ画も良いが、
どうしてもカラーイラストが欲しい……と、悩み続けること小一時間。

自分が来場した時点で、五桁台の比較的安価なカラー原画は既に売約済みであった。
あとは六桁台で10万程度の幅はあれど無茶な買い物なのはどれも変わりない。
それなら、価格は気にせず一番好きな原画を買うのが最も良い選択だろうと考えた。
むしろそういう選び方をしないのは作者に失礼だろうとも思った。
そうして私は過去の原画展で魅入られた「シンメトリカルゲイザー」の売約に至った。
最高価格が設定されている内の一枚で貯金には大打撃だったが満足感しかない。

シンメトリカルゲイザーはデジタル版と原画の違いが如実に表われている一枚であり、
過去の個展でも原画で見てもらいたいと積極的に展示されていた作品である。
原画の質感を可能な限り再現した高精細なポスターも過去に作成され、
自分もそれを持っているのだが……やはり違うのだ。どうしても本物が欲しかった。
よもや本当に手にする日が来るなどとは夢にも思ってなかったのだけど。
ああ、なんか、もう、お嫁さんを貰ったような感すらある。

前述の理由から多くの人の目に触れて欲しいと展示されていた作品であるため、
これを売約して個人のものとするのは無粋であるようにも思ったのだが、
やはり、うん、売約して本当に良かったと思う。

蛇足だが、受け渡しは個展最終日の閉会後から一週間以内と説明されたので、
最終日の撤収作業の最中に受け取りに向かったのだが何故か困惑されてちょっと焦った。
どうも作品の受け渡しタイミングに関して今野さんやイベントスタッフの間で、
いまひとつコンセンサスが取れてなかったらしい。
今野さん側は閉会後の撤収時に、スタッフは翌日以降に受け渡しを想定していたようだ。
物販の際に補充の不手際があったというし、注意して尚も同じミスをしたとも聞く。
うーん、pixiv Zingaroはちょっといい加減な感じなのか……?

ちなみに受け渡し準備中に今野さん夫妻とお話させていただいた際に聞いたのだが、
どうやら個展の収益は動物保護関係に寄付されるつもりらしい。
私も同行した友人も密かに衝撃を受けた。やっぱりスゲェな今野さんって……。

それと、それらしきツイートをされているのを見かけたので明かすけれども、
今野さんはオンラインで原画を販売することも考えておられるらしい。
いずれはシンメトリカルゲイザー(同人誌の方)の中のイラストも販売するかも?
的なことをおっしゃっていたことを付記しておくのである。
原画は直接見てから売約した方が良いと思うけど、個展に来れない人だっているし、
実現したら良いなぁと思うわけで応援したいところなのである。
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さて、ここで文章を打つのは実に久しぶりだ。
もろもろの都合があって物は試しとTwitterに出張していたのだが、
切り上げる目処にしていたツイート数まで意外と時間が掛かってしまった。

いわゆるツイ廃と呼ばれる方々は短いツイートをマシンガンのように放つのに対して、
自分のツイートは140文字をフルに使ったものが多い傾向にある。
発言数は少ないが1回当たりの文量が多いため文字数で見ればそれなりになるだろう。
切り上げる基準をツイート数にしたのでは時間が掛かるのも当然であった。
私の性質に適した縄墨であるとは言い難い。

とまれ、試した感想としては……ちょっとばかし、おっかない印象が強いね。
このブログもTwitterも全世界に公開されていて誰にでも見られうるのは同じなのだが、
リンクや検索で行き着いたりでもしない限りは閲覧されない此処に比べて、
Twitterは本当にネット上では何処で誰が自分を見ているか分からないことを実感する。

リツイートしてからの言及やハッシュタグを用いたツイートは未だに慣れない。
ただ呟くだけならフォロワー数が少ないこともあって此処とさほど変わらないのだが、
リツイートはツイート元に連絡が行くため自身の言及は概ね相手の目に触れることになる。
ハッシュタグを使えば同じタグを使用している人の目には格段に触れやすくなる。
この手法を使用した途端に手触りがブログではなくチャットやBBSのそれに変貌するのだ。
それがTwitterの特色であり醍醐味なのかもしれないが非常にやりずらい。

自分の反応が誰かに伝わるのと同様に、自分のツイートに誰かが反応する場合もある。
見知らぬ人からリプライがぶっ飛んでくることすらあって戦慄の一言に尽きる。
実際GE2の動画を引用して疑問を述べたら話しかけられて私は大層恐れおののいたものだ。
TRPGにおける公式NPC運用についてなんとなしに呟いた時にも反応が返ってきた。
そのままチャットまがいの談義となったのだがそのリズムの変化には困惑を禁じえない。

基本的には私的な呟きでありながら公的なリアルタイム発言にもなりうる。
ある呟きから誰かの呟きに派生して波紋は広がり時に会話に移行する多重の構造。
シームレスに切り替わる流動的な用途の変化の手触りを魅力と考えるか恐怖と捉えるか。

従来のネットにおける交流手法を複合した新しい世代の交流方式であることは実感した。
そのメリットとデメリットについてはまだ難しいところがある。
呟きであり発言でもあるというのは矛盾しており多面的なそれを述べると破綻する。
ある側面におけるメリットは他面におけるデメリットとして考えられる。
なんとも複雑怪奇な世界で手に余るというのが正直な感想だ。

とまれ、今後もおっかなびっくり触れていくことにはなるだろう。
情報収集の効率化が主目的だが、他に利用価値を見出せるのならそれに越したことは無い。
先週はP4Uの続編がサプライズ発表されて驚いた。
画面のデザインが一新されており、単純な追加&調整版ではなく完全新作らしい。

ゆかりと順平が参戦か……キャラ選択画面を見ると他にも参戦キャラがいそうだな。
シナリオ上のボスで一枠が埋まるとして、もう一人か二人は追加されるか?

P3メンバーだと天田君あたりが最も可能性としては現実的だろうか。
主人公、ファルロス、コロマル、荒垣、メティス、ストレガメンバーなどは無いとして。
いや主人公はありえるが個人的にはこんな外伝的作品で来られても困る。
あとはテオドア……いやいやエリザベスと被るし人気だってあるわけじゃないしな。

P4メンバーは詳しくは知らないけどマーガレットやマリーとか?
でも彼女たちもエリザベスと被るのか?……ミツオ君とか、道化師の人はないだろう。
実を言うと道化師の人にはちょっと来て欲しいと思うけどさ。

よもやここで初代や2のメンバーが出張ってくることは無いだろう……無いよな?

P4Uのストーリーは3と4のメンバーが共演する新作RPGの布石かと思っていたのだが、
コレを見ると、どうやら事件は格ゲーシリーズ内で終わらせるつもりらしいな。
はてさて、一体どんな顛末が描かれることになるのやら。
またコンシューマに移植されるだろうからストーリーモードを楽しみにするとしよう。


デモンゲイズはラスボス直前というかリベンジ直前。
最初に挑んだ時は相手の自動回復量がこちらの火力よりも高くてジリ貧になったため。
相手の攻撃は問題なく凌げるのだが攻め手を欠いて膠着状態に追い込まれる。

召喚された手下がボスへの攻撃を庇いまくるためボスに攻撃が届かない。
手下自体がそこそこ硬い上に、排除しても次から次に召喚されてしまって隙が無い。

地道に倒していけば召喚は打ち止めになるためボスに集中できるようになるが、
その頃にはパーティの防御支援から独立している使役デモンがほぼ戦闘不能になっている。
で、時を置かずにデモンが全滅してソルゲイズを防ぐ手段が無くなってしまう。

そうなるとファイターと共に攻撃役の双璧を担っている主人公が操作不能に陥ることになり、
ファイターとウィザードで攻撃を続けても自動回復量が多くてなかなか削れない。
そうこうしている内にウィザードのMP回復手段がなくなり倒せる見込みがなくなってしまう。
MP回復アイテムを大量に持ち込んでいたとしても押し切ることはできなかっただろう。
ボスはマジックブレイクを使用するため魔法戦は圧倒的に不利なのだから。

取り敢えず、解決策としては純粋にデモンのレベル向上。
それと敵のディボーション(庇う)が発動しないファイターのラッシュ系スキルを主軸にする。
ラッシュ系最強のサイクロンの神器を掘ってゲイザーに持たせて二人でサイクロン無双。
また一方には超集中が付属するトゥルースナイプを持たせて溜め行動を省略させる。
これで攻撃をボスに集中して速攻戦で沈めるという方針を考える。

ウィザードはINT&LUC型で育成しているためMYSはほぼ初期値の状態である。
よってマナ回復Ⅱの神器を掘って装備したとしても大した効果は期待できないだろう。
そもそもマジックブレイクを使われたら魔法攻撃はロクに通用しなくなるという点もある。
自力では解除できず、強化消去技を受けることでしか消せないのが悪質だ。
こちらの強化魔法ごとリセットするのは建て直しにかかる手間を考えると悪手でしかない。
だから基本的には攻め手としてはサブの位置で考えるのが妥当。

もしもゲイザーが操作不能になると隊列破壊も防ぐことができなくなるが、
ファイターがアストロフォースの神器を装備しているため攻撃面はさほど問題はない。
防御面はパラディンのフロントガードが機能しなくなるため低下するが、
LUCを集中して育てているためディボーションだけでもそれなりに凌げるだろう。
もしも神器掘りでホイッスル神器を入手できれば代行もできる。

と、いうことで、ひとまずサイクロンの神器を掘り始めるがなかなか出てこない。
トライ&エラーを繰り返した末に金ジェムを併用してなんとか入手したが。

その前に神器ジェムを集めるために放置していた宝の地図を虱潰しに当たっていたら、
収集依頼の達成によってイベントが発生、ソルゲイズを防ぐ装備も入手した。

これだけでも十分に勝てる見込みはできたと思うが、念のためにデモンも育成する。
宝の地図を行脚する過程で得たジェムをラスダンで使いまくって戦いまくる。
結果としてパーティもデモンも大幅にレベルが上がり、より強力な装備も入手できた。
ホイッスル神器は入手できなかったがソルゲイズを防げれば問題は無い。
主人公には二刀流の神器でメイン武器と対ソルゲイズ武器の両方を持たせている。

これなら万全だろう……さあ、今日中にエンディングを見てやろうじゃないか……!!



ソードワールド2.0の新サプリメント「イグニスブレイズ」が遂に発売。
なんか速攻でアマゾンの在庫が無くなっていたんだが……いったい何があったんだ……。
今回も種族がたんまり追加されたようで今後どこまで増えていくのか怖い。
こうまでバリエーション豊富になってくると色々試したくはなる。
その前に既存キャンペーンの続きを考えるべきだが。

しかしSW2.0は公式サイドがロクに更新しない割りに文庫作品を出しまくるせいで、
ここ最近はラインナップがどうなってるのかよく分からん状況。
Wikipediaの記事でも作品ラインナップについては更新が遅れがちっぽいから困りものだ。
ここらで既存作品を買い揃えて展開を把握しておくべきかなぁ。
ゲームブック系サプリは一冊も持ってないから一発で全て揃えるのは苦しいか。

色々と調べる過程で電子書籍におけるTRPGの配信状況を見てみたのだが、
ブックウォーカーではSWやアリアンロッドを中心に結構充実してきているようだ。
往年のソードワールドRPGシナリオ集も配信してるのは少し驚いた。

古い作品も簡単に入手できる上に実物はプレミア付きでも此方は安価のまま。
場所も取らないし劣化もしないのも実に良いが、やはり個人的には実物の方が好きだな。
書物という形態が好きだからとか、大量に現物で集めちゃってるからとかではなく、
実際の使い勝手を考慮すると、ただ読み進めるだけではない書籍は電子向きではなさそう。

タッチパネルでパラパラめくれたり見出し機能があったとしても、
実際の本ほどスムーズには出来そうに無いし、一度に複数の書籍を広げるのも難しそう。
メモを添付する機能もあるだろうけど、直接書き込んだり紙を挟んだ方が早い。
リアルタイムのセッションで利用するには正直言って不安が残る。

実際に使って勝手を体験したいところではあるものの端末自体が結構するってのがキツイ。
PCでも読めるらしいが、タッチ機能が無いPCでは使い勝手が悪いのは明らかだ。
使い勝手を改善できたとしても最初の敷居も低くできないと厳しい。
最低でもタブレット……スマホの狭い画面でルールブックを運用するのは無理がある。
うーむ、電子書籍ってのは便利そうに思えて意外とそうでもないなぁ。


そういやWikipedia見てたら大楽先生のページが一年前から放置されてやがった。
前に自分が更新したっきりじゃんか……誰かやってやれよ……。
ほら、大楽先生のブログでよくウェブ拍手してる人とか何人かいるじゃんか……。

取り敢えず作品リストは更新しておいた。
抜けが無ければよいのだが……雑誌掲載の読みきりが一作だけなのは確かだよな。
ただ武器屋の短編で文庫未収録のエピソードがあったよな?
あれに関しては別項で記述しておくべきかと思ったのだが雑誌は実家なので調べられん。
大楽先生の記事じゃなくて武器屋の方の記事に記載しても良いかも知れんけど。
とまれ今週末に実家に帰ったら調べてみようかねぇ。

ページ上部の特筆性を欠いた蛇足的な記述については消すべきか少し悩んだ。
お笑いコンビの件は残してもいいとして、それ以外は別にいらんよなぁと思ったり。
独断でやれるような肝っ玉は無いため結局は放置しておいたが。

それと武器屋コミック版が「作画:今野隼史」だったため「著者:今野隼史」に変更。
あれはストーリーも今野さんが考えていたから作画表記は不適切ではないかと。
コミックに関しては大楽先生はあくまで原作者ってだけだしね。
日曜日は寝不足気味のままTW10周年オフに参加。
今回はXAや柴犬は来られず、また、知り合いともエンカウントしなかったため、
粛々とぼっち進行で様々な展示物を見て回るだけに留まった。

ちなみに想定よりも遥かに来場者が多かったため来場特典は瞬殺されてしまった模様。
10周年記念冊子もすぐ売り切れてしまったようで自分は入手できなかった。

展示は今まで出版されたTRPG書籍やノベル、七海マスターによる各タイトルの同人誌。
オフで配布されたボールペンやむげふぁん&銀雨のバトルカードゲーム。
マスター向けに作られた講習DVDや臨海学校のしおりもあった。

公式通販にのみ付属したむげふぁんTRPGの限定サプリもちゃんと展示されていた。
講習DVDは俳優を起用してしっかり作られていたが、マスターには大不評だったらしい。
作中の新人マスターの失態を直視するのが精神的にキツかった模様?

あとは各タイトルの闘技場や水着コンにおける賞品、マスコットキャラのぬいぐるみ。
誕生日イラスト、未使用イラスト、今までのリアル情報局を収めたファイル等。
展示を見るだけでも十分に時間を潰すことができた。

質問会では色々と語られたが、実装関連ではそろそろサーヴァントイラストが来るとか。
他には、ダークネスカードは完全に好きに発注しろというスタンスらしい。
イラマスがマスタリングするかもしれんけど発注文はもう好き勝手にやっちまえと。
~はどうですか?系の質問の悉くを好きにすればいいじゃないと上様が斬って捨てていた。
あとエアシューズ系の灼滅道具はいずれ出るらしいよ。

調整については、サーヴァントは完了としてもう弄るつもりはないそうな。
ポジの方はスナイパーが強化された一方でキャスターは当面据え置きのままとのこと。

なるほど、と思ったのは、新武器の「魔導書」が「魔道書」ではない理由。
従来のタイトルでは「魔道書」だったものをわざわざ変更したのは何故かという質問だ。
これは、サイハでは魔法使いのルーツに「魔道書」の表記があるためとのこと。
覚醒に関わる物品を武器にするのは不味いということで今作では表記を変更したらしい。
よってサイハにおいては「魔道書」と「魔導書」は別物として扱われるそうな。

それと魂の改竄でルーツを書き換えたら自分のダークネスはどうなるのか?
それまでのダークネスが姿を変えるだけなのか、別人もとい別ダークネスになるのか?
これについては基本的には改竄前と別人になるが設定次第のところもあるそうな。

高校卒業後の進路については強制的に大学送りとなる模様。
灼滅者は定期的な灼滅で癒しを得なければならないため基本的に組織を離れられない。
ただまあ実際には通学せずに働いているというのもありらしい。
ちなみに大学進学も普通にクラスごと繰り上がりなので希望の学部は選べないという。
希望する学部がある場合はクラス替えで移動するしかないそうな。
本人の希望も訊かずに勝手に振り分けて放り込むとは武蔵坂学園は容赦が無いな。

物販では10周年記念冊子とトレカ以外にも色々と取り扱っていた。
銀雨・EB・サイハTRPGの書籍、銀雨小説、EBリプレイ、銀雨RPGのカードケース。
在庫処分なのか、サイハ以外のTRPG冊子については格安価格で販売されていた。
なんと、元々安いEB基本ルール以外は1000円均一という状況。
思わず未所持の物を一気に購入してしまった。
むげふぁんは限定サプリも含めて全て持っているからひとまずコンプリートかな?
てか、なんか、TRPGゲーマーじゃなく単なるコレクターになりつつあるような気がする。
折角持っているのだから遊んでみたいけどサークル等に入らんと無理か。


オフの翌日はコミケが控えているが、どうせ東京まで来てるのだから、
自宅まで戻るよりもネカフェ等で一夜を明かして直行した方が手間が少ないと判断。
丁度良い機会なので、オフ終了後、仕事を終えたXAと合流して飲みに行った。
鞄がオフで入手した書籍で一杯になっていたため新たな鞄の調達にも付き合って貰った。

XAから勧められたのは「f.64」というカメラ用のバッグであった。
一見してカジュアルながらも内側は四方をクッションでしっかりと保護している。
材質も丈夫なバリスティックナイロンで耐久性は申し分ない。
横幅が広く底が深いため大判書籍も余裕を持って入れられて縦置きにしても問題ない。

ファスナーは開け口より長くて、開け口を覆うように両端が本体から分離しており、
全開にするとトートバッグのように広く口を開くことができる。
大判書籍でもファスナーに引っ掛けるような心配をせずに簡単に収納が可能だ。

ただし両端が分離しているため雨風が隙間から入り込む恐れがあるのが難点か。
ファスナー端の一方は開け口よりも長いため部分的に覆いの役目を果たしているものの、
もう一方は開け口より短くて端の隙間を残しているので不安がないでもない。
隙間は外張りと緩衝材の隙間辺りに位置するため然程の心配はいらないかもしれんが。
ただ、せめてファスナーは両端とも長い仕様にした方が良いと感じる。
あと底部は緩衝材だけでなく鋲もあった方が保護性能が高まるのではないかと思ったり。

と、まあ、多少の不満はあるのだが、非常に使い勝手の良いバッグなのは確かだ。
大判書籍を余裕で仕舞えるサイズと保護性能と使い勝手を兼ね備えたバッグはあまり無い。
運動部が使うような大きいビニール製のバッグはグニャグニャで保護もクソもない。
だがキャリーケースなど旅行鞄の類では使い勝手が悪いにも程があるからな。
これ以上に私が求める条件に適合するバッグはそうそう無いだろう。
少しばかり値の張る買い物となったが、良い物を紹介してもらうことができて良かった。


んでもって、いざコミケ二日目に出陣。
今まで最も早い七時前後に列に並んだところ開会時には階段を上がりきる位置に付いた。
とはいえ屋上展示場で再待機となったので実際に入場したのは更に30分後くらい。

期待はしてなかったけど最初はFateのタペストリーを扱っているブースに行ってみた。
が、当然のように売切れていて即座にファルコムブースに方向転換。
やはり超人気作の限定タペストリーともなればチケット組以外はそうそう買えまい。
だが素人目でも人気商品となるのが分かるのに数が異様に少ないものってなんなのだろう。
うーん、プレミアを付けて客寄せの材料とするための商品なのか。
あるいは一日目に売れるだけ売ってしまうというタイプのブースだったのか。

ファルコムブースは然程の混雑もなく狙っていたものは残さず入手できた。
去年のコミケでは、夏は今回のように空いていて、冬は大混雑していた記憶がある。
えらく両極端な印象だが、自分が来ている時間帯によるものか、他の理由があったのか。
午後のイベントチケットを貰って最後の目的地を目指す。

アニプレックスでペルソナ3の劇場版前売券とドラマCDのセットを入手。
劇場版は見に行きたいものだな、近所の映画館は去年の末に潰れてしまったけど。
ドラマCDはオカン荒垣がメインの内容で予想以上にギャグ展開であった。
やっぱり荒垣はいいキャラしてるよ……はてさて劇場版ではどうなるんだろうかなぁ。

それから東館に赴いて、贔屓のサークルは問題なく回りきることができた。
辺境さんのところでは大楽先生が働いていて自分もあとがきシートを渡されたのだが、
その時はなんだか見覚えがある人だなぁ……としか思ってなかったぜ!
うーん、もしも気付けていたら応援してますの一声くらい掛けたかったものだが。

新しいサークルの発掘については、創作漫画では特に見つけることはできなかったが、
イラストと自主制作アニメで良さそうなサークルを発見した。

今回は環境が過酷すぎてあんまり見て回れなかったのだよな。
普段は午前中に目的のサークルを回り、午後は目ぼしいサークルを探して回るのだが、
今回は目的地を目指して歩く間に脇目で物色することしかできなかった。

夏が過酷なのは十二分に知っているけど、今年の熱気は異様で流石に危なかった。
まあ、前日から動きっぱなしで体力を消耗していたのもあるのだろうけど。
午後はファルコムのイベントまで休憩所で延々とぐったりする始末。

汗が滝のように流れて止まらず、酸素が薄いのか軽い息切れ状態がずっと続く。
しまいには視界が微かに霞んだように感じて、息切れと合わせて熱中症を疑ったりもした。
とはいえ、水分は十二分に取っていたし、頭痛や吐き気はなく意識も清明そのもの。
疲労感はあったものの動くことに問題は無かったので多分違った。

ていうか、後から知ったけど、実際に汗と熱気で室内雲が発生していたらしい。
そうなると視界が霞んだように感じたのは霧のような何かのせいだったのかもしれない。
やべぇよ、マジでやべぇよ、今年の夏コミは、マジで。


二時間の休憩というかある種の拷問を乗り越えてイベントに参加して帰途に着く。
空は次第に雨模様になりつつあるようで、早速バッグの弱点が露呈するかと警戒したが、
幸運にも最後まで降られることもなく無事に自宅に着いて泥のように眠った。

二日間に渡って長時間の起立状態と約30kmの徒歩に耐えた足の方は意外と大丈夫だった。
が、重い荷物を担ぎ続けた肩は筋肉痛が酷くて翌日の仕事が大変であった。
それも今日には完全に消えており、ひとまずイベントの疲労は無事に抜けたようである。

今回はなかなかに苦労したが、終わって落ち着いてみれば早くも冬が楽しみだ。
冬は夏と違って事前準備を整えてなお危ういというケースは少ないから大分楽である。
心強い戦争用バッグも入手したし、冬は新たなサークルと沢山出会えるといいな。
昨日は幹事を務めた飲み会、今日は遅番、明日はTWオフが控えていて目まぐるしい。
んでもって明後日はコミケがあったりするわけで。
仕事の都合で三日目は行けないし、オフに加えて一日目に突撃する気力も流石に無い。

取り敢えず、二日目に出る贔屓のサークルをチェックしとかなきゃ……と、
ゲーム・音楽系のサイトを回るが――あれ、なんか何処も彼処も三日目ばっかりだぞ?
どういうことだと思って調べてみたら曜日割りが変更されてるだとぅ!?

ちょ、おま、従来の二日目組だったらチェックに時間は掛からんなと思っていたのに、
一番チェック数が多い創作漫画系が二日目に来てるじゃねーか!!
おいおい待て待て、深夜一時からコレをチェック&リスト化せねばならんというのか。
うっはー!余裕ぶって調べてなかったのは完全に失敗だったな。

今回も好みの創作漫画サークルを探して回ることができるという点では嬉しい誤算だが。
来週は流石にグダグダになってしまいそうだな、こりゃ……。
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読書・TRPG・古武術
自己紹介:
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・活字中毒者の疑惑
・主にラノベ・ジュブナイル系
・サブカルチャー全般が好き
・王道は避け気味
・古武術歴17年だが激弱
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