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虚呂路

虚呂路

                          やたらと自己分析に耽っていた頃。 今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
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四月の入職に向けて引越しの準備が進んでいる。
荷は自宅の軽自動車で運搬するため、全て運びきるまで何往復も必要になりそうだ。

間取りは狭苦しい1kだから大きな本棚は置けない。
自室を占拠する書籍山脈をまるごと持って行ったらどうなってしまうことやら。
中堅並みのお給金を貰えるようになったら大きい部屋を借りよう。
埃が舞い散る日常生活の空間と趣味に関する空間は分け隔てておきたい。
その日を目指して希望や展望を胸に頑張るとしよう。


とらのあなに「BIG-4」の第2巻を買いに行ったのだが……置いてねぇ……だと!?

他の同時発売タイトルはあるのに一体どういう了見なのだ。
まあ売り切れたのなら良いけど……流石にディスられたってわけじゃないよな……?

ガッカリしながらも店内を巡って「ワールドエンブリオ」の最新刊を購入した。
「棺担ぎのクロ」の第3巻といい、最近は面白い漫画の続刊が多くて嬉しい限りである。

ついでにペルソナ4のスペシャルくじがあったので一枚引いてみた。
アイマスクかクリアファイルのセットが当たったら嬉しいなぁ、と思って引いてみると。


「A賞 鳴上悠&イザナギフィギュア」


(  Д ) ゚ ゚



ちょ、なんで一番のレアモノが来るんだよ……!?(笑)

夏目友人帳の一番くじでも、母親が目当てのB賞を2回で引き当てたばっかりだぞ!?
くじ運に見放された家系っつー話は何処に行ったんだ……!?
文字を見た瞬間、動揺のあまり硬直して店員さんに笑われてしまったんだぜ……。

とりあえず、新居に飾ってみるべきかなぁ。
D-Artsのタナトスを買う予定だから一緒に並べてみるとしようか。


-今日の一冊-
「幻人ダンテ」

「レンタルマギカ」などで知られる三田誠氏によるミステリ風の不可思議な物語。
完膚なきまでに他人に擬態する怪人「ダンテ」による連続殺人事件。
怪人を追いかけるのは、探偵を営む少女と、少女に拾われた記憶喪失の青年。

人格も肉体も仮面のように自在に付け替える奇怪なる幻人。
仮面の裏に潜む素顔を暴こうとする探偵。
そして、自分という名前の仮面を失ってしまった青年。

人間は誰しもが時と場合に応じて仮面を付け変えながら生きている。
その下の素顔――つまり本当の自分なんてものはあるのかないのかも分からない。
あらゆる仮面の総体こそが自分とも言えるのかもしれない。

ならば、あらゆる人間のあらゆる仮面を持つ「ダンテ」とは一体何者なのか……。

自我、個性、人格と呼ばれるものとは何なのだろうか。
人はどうして仮面を必要とするのか、人にとって仮面とは何なのだろうか。
と、いった類の哲学的思考を掘り下げてくれる一冊。

難解なテーマなので油断すると果てなき思考ループに引き摺り込まれそうになる。
根源的過ぎる問いには一生考えたって答えらしい答えは出ないのだろうが、
根源的だからこそ考えること自体に意味があるのだと思う。

深く考えずに読んでも意外な展開に驚かされるはずなので宜しければご一読を。
ちなみにイラストはペルソナのキャラデザを務める副島成記氏。
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先日、道場の演舞会が催されたので手伝ってきた。
多くは小学生ゆえに拙いながらも様々な武具を操って観客を沸かせていた。
あの年頃で自分は武具を手に演舞できたか想像してみると、
たぶん無理だろうなぁ……と思うわけで、彼らに素直な尊敬の思いを抱いた。

しかし、なによりスゴかったのは奥様方の演舞であった。
ナベ、パイプ椅子、ジャンプ傘などを手に暴漢を撃退する勇姿を見て、
なんだか絶対に勝てる気がしないと本能的に悟ってしまった。
冗談抜きでそこらの暴漢程度なら撃退できるだろう。
古の勇猛なる女性を想起し、やはり男性は女性に勝てんと確信した次第。


なんかスティングがおかしなことになっとるぅ……!?

アイディアファクトリーと合同で新たなブランドを堂々設立!

その名は「スーパースティング」!!

おい、ネーミングした奴、ちょっと出てこい……!(笑)

第一作はファンタジーSRPGとのことだが、どうなることやら。
スティングの個性的なシステムデザインが殺される羽目にならないか心配ではある。
一般受けするシステムなんてスティングじゃねぇ!(酷い)

ただ、オブジェクト破壊を入れるんなら耐久力はまともにしてくれ。
インザナもグングニルも硬すぎて破壊に苦労したから……。

ストーリーは是非ともIFの方で担当して頂きたい。

個性的なシステムも、勇壮な音楽も、ドット絵のグラフィックも、
インターフェイスのデザインや演出も大好きだが。
ここ最近の脚本は外しまくってるんでなんとかしてやってくれ……。

ていうか、新作ってグングニル完全版だったりして……。


-今日の一冊-
「竜の学校は山の上」

竜、勇者、魔王、天使などを扱った九井諒子氏の短編漫画集。
一年近くも前に購入したものだが紹介しておきたい。

役割を果たした後の勇者が辿る人生。
魔王という存在について。
現代に生きる天使の少女が抱く悩みと想い。
人間とケンタウロスが共に営む現代社会の歪みと距離と理解。
現代に竜が実在した場合に生まれる価値。

などなど、幻想的なモチーフを現実的な目線で描いた作品集。
おとぎ話では語られない勇者や魔王の現実的な悲哀。
当たり前のように現代に幻想的存在が実在する場合に生まれる世界。
現実と幻想が織りなす不可思議な非日常について物語る。

これらは、ひどく人間くさい幻想存在による現代の寓話である。

なにぶん表現力に乏しいのでうまく説明できない。
ただ、発売直後から気になってて、実際に読んで正解だと確証を得た。
是非とも手に取って頂きたい作品である。
就職先の段取りがやたらと悪い理由が分かった……というか、推理できた。
学校と本院と分院の間でどんな連絡不備があったのか概ね推察することができた。
遅蒔きながら段取りは整ったからどうでも良いんだけどね。

取り敢えず、情報伝達が微妙にルーズっぽいので就職後も注意を心掛けとこう。
本来ならば「知らなかった」や「聞いてない」じゃ済まないだろうし。
社会人は事情を責任逃れの言い訳にする免罪符にしちゃいけないだろうからねぇ……。


デジモンクロスウォーズで遂に歴代主人公が総集結。
この顔触れが共に並び立つ日が来るとは流石に思ってもみなかったな……。
第1話の冒頭で主役級デジモンが姿を見せたのはただのサービスだと思っていたし。

タイキやタギルの存在感がかき消されてるけど大丈夫か……?
最終回では活躍するのかねぇ。

アカリとゼンジロウが念願叶ってデジクロスに参加したのは感慨深かった。
アストラルスナッチャーを利用する展開には意表を突かれた。
蛇鉄封神丸もそうだが海底にはヤバイ物が多過ぎる。



-今日の一冊-
「BIG-4 ぼくの名前は山田。目覚めたら四天王になってました。」

大楽絢太さんの最新シリーズである日常系コメディ作品。
実は発売直後に読んで感想も書いていたがアップするのを忘れていた。

ある日、ごく普通の男子高校生である山田は異世界に召還された、
世界を救う勇者として!……ではなく。
人類抹殺を目論む大魔軍を統べる四天王の一席としてッ!!

勇者でも魔王でもなく四天王という新機軸。
奇をてらっているようで、これがなかなか面白かった。

何の因果か山田くんは人類抹殺計画に荷担する羽目に陥ります。
しかも諸事情あって積極的に頑張らなければなりません。
すべては無事に元の世界に帰るため……!

ところが他の四天王たちは何故か微妙にやる気がない。
進めたくても一向に進められない抹殺計画。
中間管理職の悲哀とストレス、命懸けの緊張感で捻れる胃腸。

そう、毎日が命懸けなのである。
山田くんは仲間に人類とは気付かれていません。
仮に人類であるとバレてしまえば絶体絶命という悪夢的な状況。

そして裏を返せば四天王級の魔族だと思われているわけですが。
山田くんは一般人のままで何の力も持っていません。
同僚の四天王が軽い気持ちで放ったツッコミすらも全力で回避します。
命中したら漏れなく一撃☆死亡するので……!

今日もあれやこれやで進まない抹殺計画の会議。
果たして無事に人間の世界に帰れる日は来るのだろうか……。


と、あらすじが長くなったが。
端的に言えば「生徒会の一存シリーズ」の変化球に近いと思われる。

パクリじゃないかと糾弾する向きもあるだろうが、
葵せきな氏が帯にコメント書いてるのだから承知の上なのだろう。

残念系日常をファンタジーの舞台でやってのけるとは驚いた。
そもそも、ああいう作風は普通に真似しようとしても存外に難しい印象があるし。
ネタを独りよがりなものとしてではなく、普遍的に面白いものとして昇華するのは大変だ。
吉本で学んだコントのセンスが活かされているのか。

武器屋シリーズも個性的でクセの強い世界だったものだが、
大楽さんはファンタジーとメタ要素の両立が得意なのかもしれないなぁ。
七人の武器屋にもTSUTAYAとかBOOKOFFのパロディ店が出てきたことを思い出した。
それでも普通に受け入れて面白く読めてしまうのだからなんかスゴい。

兎にも角にも「BIG-4」はオススメの一冊である。
先日、第2巻も発売したのでまとめて読んでみてはいかがだろうか?
私はまだ読めていないんだけど……図書館で借りた本が返却期限ギリギリなんだ……。
就職先は定まったが、断った方が良いんじゃないかと思わなくもない状況である。
人事担当の連絡や打ち合わせが適当すぎて準備がまったく進まない。
まさか隠れブラック病院ってわけじゃないよな……。


昨日GT巡りを一段落したところ、トップに上様ラジオ出演の告知が出ていてビックリした。
ネット配信に対応していたのでリアルタイムで視聴することができた。

上様って外見も内面も若々しいんだなぁ。
すごく楽しそうにPBWやTRPGを解説しているところとか、愛の深さが伝わってくる。
含蓄ある話も聴けて思うところもあったし、非常に面白い内容だった。


議論と感情は切り離すべきだというのは私の持論なのだが、
その理由のひとつに、感情を伴う議論は相手を否定しがちになってしまうことがある。

適切な結論を導くために不可欠な「論理に対する否定」が問題というわけではない。
本当は「否定」よりも「疑問の投げかけ」の形で表現する方が望ましいが。

感情を伴う議論で生じやすい否定とは「相手の人格の否定」である。
議論の過程で「間違った論理」を語る相手の「人格までも否定してしまう」ということだ。

「論理における否定」は「人格の否定」の呼び水となりやすい傾向があると思っている。
ゆえに「疑問の投げかけ」を交換する議論が望ましいと考える。

理論の優位性を盾に、鼻の穴を広げて得意げに人格面を勝ち誇りたくはないものだ。
人間は自分を正当化したがる生き物だから難しいんだけどね。


-今日の一冊-
「グレートロード 祥星少女リクの冒険」

グループSNEの友野詳氏によるロードムービー的な痛快活劇を描いた一作。
運命を示す天の星河の下、東西を繋ぐ大交易路(グレート・ロード)。
その遥かなる旅路に巻き起こる大騒動の物語。

なんかもう悲しくなるくらいに売れそうに無い雰囲気が溢れるタイトルなのだが、
案の定というかなんというか続刊は出ていなかったり。
他の友野作品のパロディが多いけれども、別に知らなくても問題はない。

一癖も二癖もある厄介な連中がしっちゃかめっちゃかを切り抜けていく様は爽快だ。
すっとぼけた軽妙な掛け合いと颯爽とした大立ち回りが非常に素敵。
カッコいい台詞は吐かないけれど、それでもカッコいい連中ってのはいるものだ。
カウボーイビバップやガン×ソードの雰囲気と近いかもしれない。

続編は出ていないが、一巻は一巻で完結しているため単品として楽しめる。
トラブルメイカーたちのスラップスティックが好きな人にお勧め。
銀雨リプレイが脅威の1週間で上梓されたので二発目の記事。
弥月くんは切り込んでいく描写に紛れただけですごく地味だったんだけど。
まさか地上でも地味の才能を発揮したままだったのか。

と、いうことで銀雨のリプレイが公開され、ようやっと引退の準備が整ってきた。
あとGTを6周くらい回れば経験値の残りも回収できる。
継承予定の友人から連絡は来ないが、決算の時期で社会人は多忙だろうからなぁ。

引退記念のBUでも作ってみようかなー。
知り合いとピンナップとか作ってないのも心残りだが今更だし。
どこかに去っていくように、半身だけ振り返って手を振っているポーズとか。

性格を考えると、自主的に能力者を辞める奴じゃないからなぁ。
ゲーム的にはともかく、自分の中では行方不明にでもなったんだろうと思ってる。
前触れもなく何処かへ去って行ってしまった感じ。
何処かで戦っているのかもしれないし、道半ばで力尽きてしまったのかもしれない。

アンオフィシャルで設定を考えたこともあったが盾哉くんと微妙に被った始末。

メガリス絡みで巻き込まれて相討ちの末に命を落としてしまうが、
どういう因果によるものか、今際の際の残留思念が詠唱銀を依り代に実体化して復活する。
髪も瞳も黒くなっていて記憶喪失の状態、メガリスを守る意思だけがある。
メガリスを狙う組織の追撃が迫るが、依り代の詠唱銀が少ないため満足に戦えない。
そもそも新たに詠唱銀を摂取しなければ存在を保つこともできない。
また、メガリスの影響で存在を保っているようなので、メガリスから離れて行動できない。
おまけにメガリスは固定型で持って逃げることすらも出来ない。
しかし、手詰まりの状況に運命の糸を握る未覚醒の能力者たちが迷い込んだ。
銀誓館の与り知らぬ地でメガリスを巡る死闘が始まろうとしていた――。

と、まあTRPG版のシナリオソース風にでも。
小説の完全版は読んでないが恐らくは魔術体と似たようなものだろう。
そもそも盾哉とは色々な意味で格が違いすぎるから別の案を考えてみたいところ。

それにしても、盾哉は完全に消えてしまったのかなぁ。
文庫二巻を読んでいる身としては、どうにか無事に理事長と再会して欲しかったが……。
どのみち、知識も何も無い弥月には何も出来なかったかもしれないけどね。
最後がこれってのは、割り切れないし、かなり悔しいよな……。

とまれ、引退するけど今後の動向は観戦させて貰うつもり。
詠唱銀に導かれた、生命使いとゴーストの物語の結末を楽しみにするとしよう。
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・主にラノベ・ジュブナイル系
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