虚呂路
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前にトゲさんのブログで子供のしつけに関して書いてあった件について。
先にリンク先の記事を読んでおくことをお薦めします。
その記事にコメントしようかな、と思ったけれど書き始めたら
他のコメンテーターの方々と方向性が外れたので止めたのですよね。
常識的に道徳的に云々と正しさを説くのはどうにも私向きでない。
何しろ道徳や社会も一つの目線、見方、価値観だというところから始めますし。
そんなこと先に言っちゃあ、一つの正しさが絶対的なものじゃないと言うことを、
単にナメている。甘えている。言い訳だとか逃げているんだとか屁理屈だとか
評されそうですし。親には常日頃から言われてますしね。
そんな私が受けてきたしつけがどんなだったかと言うと、
両親は「口でいってもわからん奴は体で教える」という
バイオレンスな信念があるようで、私はよく冬の夜に下着で放り出されたり、
引っ叩かれて倒れた上に蹴っ飛ばされたり、首絞められたりもしたものです。
さらにその後、再度繰り返される言葉攻めは、
意識が朦朧と昏倒寸前になるくらい苦しく激しいものでした。
それで私が本質的に道徳溢れる人間に育ったかと言えばご覧の通りですが、
少なくとも社会のルールや遵守しなければならないことを、
その理屈や思想が分からなくともこの身に教え込まれました。
程度の差はあれ、トゲさん式アイアンクローと似たようなものかもしれません。
当時はともかく今は、自分の身を守るためという後ろ向きなものでも、
ろくに考えるという行為をしない内から、ルールを守らなければならない
理由を得られたのは良かったのではないかと思います。
半ば本能に刻まれたようなものですし、
おかげでギリギリまともに社会交流が出来ているのかもしれません。
ただ最近、私のためを思っている面もあるんだろうけど、
自分の考えに疑問を持たずに従わせようとするところを感じて、
母親とは衝突しがちですがね。そろそろ自分ひとりで学ばせて欲しい。
ある意味過保護で、ある意味スパルタなのだよなぁ……。
どちらにしても干渉が激しい。
それはともかく、まあ私の親は少々厳しすぎたとしても、
やはり口で言っても分からない。受け入れない。
一過性の形だけの反省しかしない。
そもそも実のところ聞いてすらいないことはままあると思います。
というか、私がそうだったが故に鉄拳制裁の日々だったのさ(涙)。
あと「ばあさん菓子買ってきてよ」という言葉にはちょっと驚いた。
もらえることが当たり前だと思っているのでしょうかね。
自分にはその権利があると思っているのかな。
単に柳の下のドジョウ的感覚で主張しているのだろうか。
おばあさんは純粋な『好意・親切心』でお菓子をあげているのだろう。
「気を利かせる」という言葉についても同じことが言えると思うのだが、
それらは相手のことを思いやることで生まれる『自発的』な行動であって、
決して強制されるものでは無いと思うのですよ。
だから『気を利かせろよ』とか言われると、私は何様だと噛み付くのですがね。
さらに菓子を貰っても礼をしないともいう。
相手からの一方的な好意であっても、それを受け入れる以上は
恩恵に預かることになる。私ならば礼は返しますけどね。
断るにしたって、その思いを無下にはしないかな。
ここは社会性を抜いてしまうと、人によって結構異なる部分かもなぁ……。
『好意』の基準も難しいしねぇ。
断ってもなお迫るのなら、それは『押し付け』や『過ぎた干渉』になるし。
ちと難しいな。ここら辺の判断ってのは。も少し考えてみることにしますよ。
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・活字中毒者の疑惑
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