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虚呂路

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                          やたらと自己分析に耽っていた頃。 今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
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 セミナーから帰ってきました。あぁ、実に七面倒なイベントだった。
 一日目にあったコミュニケーションセミナーは、
 自己分析と対人礼儀の講座のようなものだった。
 正直私にとっては、八割方どうでもいい内容だ。つまらん。
 ただ人間のタイプというか、性質を四種類に分けて説明したのは
 参考になったかもしれない。
 自己表現と自己主張の度合いで円グラフ化してあり、
 私の場合は自己主張が強く、自己表現が少ないタイプと出た。
 因みに、自己主張は内面的な信念や考えの類。
 自己表現は表に対して思想などを出していくこと。
 特徴は以下の通り。

・調査、分析を好み、時間をかけ堅実な仕事をする。
 調査や分析は好きで、確かに物事を丁寧に進める性質はあると思う。
 だが嫌いなものに対しては逃げ腰なので、ぎりぎりまで逃げて勢いで片付ける。
 よって、堅実とは一概に言いがたい。

・物事を論理的かつ慎重に観察し、データによる裏づけを重視する。
 自分が論理的であるかは怪しいところだ。
 論理は誰にでも共通して理解できなければならない。
 故に価値観など個人ごとに異なる要素の元に立てられた考えは、論理ではない。
 裏づけは重視する。絶対的な答えを提示するには、証拠は不可欠だ。
 物事の一面だけ見て私は納得を得られない。

・周到な準備で、質の高い仕事をしようとする。
 準備は…むしろあまりやらない。気まぐれな気分屋という性質もあるようで、
 行き当たりばったりだったり、手当たり次第だったりと無計画。

・こだわりを持っている領域では自分の価値観を保持し、
 人からの批判にも揺るがない。

 こだわりというか、自分の考えは大切にする。
 一人ひとり何処かしら違うのだから、それぞれの考えは違っても自然なことだ。
 各々の考え方は当人にとって正しい。私の考えは私にとって正しい。
 だが、他人にまでその正しさを押し付けることは出来ない。
 故に論破された場合と納得できた場合を除いて、押し付けには徹底抗戦する。
 ……ところで、実はこの論理は矛盾のようなものを抱えている。
 押し付ける相手に対して、押し付けることが出来ないと言っておきながら、
 その理由。前提条件自体を相手に押し付けることでこの論理は成り立っている。
 よって、持ち出しても、私自身相手と同じことをしていると言えてしまう。
 でもまあ、前提条件に相手が納得してくれたら大丈夫なんだが。
 ややこしい話ですね。
 気づいたは良いけれど、私もどう考え直せば良いのか分かりません。
 人間は元々矛盾を抱えて生きているんだと聞いた覚えもあります。
 しばらくはその言葉に甘えて現状維持。模索し続けようじゃありませんか(逃。

・感情や気持ちよりも思考、概念を優先させる傾向がある。
 できれば自分の考えに基づいた行動をしていたいと思うが、どうにも出来ない。
 気分屋の性質が関係しているのか。自己同一性が不安定だとでも言うのか。
 自分の行動も思考も制御できていない。様々な自分を感じる。
 それともよく~モードと称するように、色々な自分があるものなのだろうか。
 いや、それは違うか。気分の切り替えとはわけが違う。となると気分屋も違う。
 本来のものと思っていた考えや性質から変化しているのだ。
 それとも普段私は考え、それに従うことで本来の性質を押さえ込んでいるのか。
 理性で本質を押さえ込んでいるなら、何かに夢中になっている時や、
 熱くなっている時などのふとした拍子に表面に現れることもあるかもしれない。
 ……でもこれは考察しても確実な答えは出ないのだよな。
 検証のしようが無いから確かな証拠を得られない。
 
・人には節度ある冷静な態度で接し、適切な距離感を大切にする。
 社会の公的な場に立つときは、そのルールに則って行動する。
 そうしなければ、その場に立つことさえ許されず、出来なくなる。
 生活は社会が無ければほぼ成り立たないのだから、立ち続けなければならない。
 だから、礼儀作法はそれなりにわきまえているつもりだ。
 社会から離れた私的な人との距離感に関して言えば、
 リアルで自分から積極的に変えようとすることはあまりないだろう。
 自発的に友人を作ろうとすることもない。
 交流自体は好きなのだが、自分の考えに沿わないこと。嫌なことにまで
 付き合わなければならないのは嫌なのだ。しがらみ嫌い。
 その点ネットでは、面倒な「お付き合い」があまり無いから割と積極的かも。
 しかし、以上のように付き合いを極力避けるが故に、
 実のところ社会に対して取るべき態度はや礼儀もまだまだ未熟かもしれない。

 …友人と書いたが、私の定義では大きく分けて二種類の友人が存在する。
 一つは互いが互いを思いやり、助け合い、協力する関係。
 こちらは親友と言い変えても良い関係だと思う。
 もう一つは社会から孤立しないためだとか、自分を守るために作る関係。
 これはクラスメイトなどでよく見られる。大抵その場その時限りの関係だ。
 そして、一つ目は自分と同等かそれ以上に相手を大切にするが、
 二つ目は自分本位である。
 そのくせ表面を取り繕って親友の如く振舞うことが多い。
 実際は相手が虐められたりしていても、見捨てるだろう。
 予定調和の表面的なお付き合い。
 同調を前提とする没個性かつ排他的な友情。
 この距離感が最も私は嫌いである。
 んで、幸か不幸か今のところ私にはどちらの友人もいない。
 二つ目の友人と近いが、ビジネスライクとでも言うべき関係が殆どである。
 これも自分本位だが、まったく歯に衣着せぬ関係だ。
 お互いにお前には利用価値があるから付き合っていると認めている。
 言いたいことはキツいものでも忌憚なく言うおかげで、
 普段の会話は傍から見れば結構酷い有様かもしれない。
 でも私には、下手な友人関係よりこっちのほうが気が楽である。

 翌日の富士急ハイランド。読んだ本に関しても書いてたら長くなったので分割。
 と言うかこの時点で十分長いぞッ(笑)。
 さてさて、一体誰が私の自己分析なんぞ読みたいんだという心の底からの
 突っ込みはあなたも私も御一緒に完全スルーでよろしくお願いします。
 というか、ここまでたどり着いてる人がいるのかも怪しいぜ。
 なんつーかもう、知り合い以外ドラゴンラージャの検索結果でしか来なくて
 もっと違うものも書かないとな、と思ってはいるんですがね。

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