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虚呂路

虚呂路

                          やたらと自己分析に耽っていた頃。 今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
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 私が住んでいるのは「田舎」と大抵の人が認識する程度にのどかな場所で、
 夏にはセミやカエルが五月蝿いくらいに絶え間なく鳴き明かし、
 呪詛でも唱えてるのかよと突っ込みを入れたくなることもしばしば。
 そういえば、夕暮れ時には蝙蝠も飛び回っていますね。
 今年はウグイスが近所に居を構えているようで、
 つがいでも探していたらしく、朝にはやたらと歌声が耳に入りました。
 でも、ウグイスの声といえどあんなに鳴かれては風流も何も
 感じられないものですねぇ。
 都市部での車両の駆動音だとか、人工的な雑音よりは好ましいですが。
 ひょっとすると、単に自分は静寂が好きなだけなのかもしれません。

 少々以前より忙しくなりましたが、今もどうにか棒術を続けています。
 が、スランプですかね。調子が悪いです。
 もしかすると、元から大事な部分を忘れていたか、
 理解できてなかったのかもしれません。
 「型」として自分ひとりで捌き方を再現するのは、出来ているようです。
 しかしながら、相手と向き合ってやるときには事情が違ってきます。
 相手の力を利用して素早く棒を返したり、
 力を受け止めて拮抗に持ち込み、そこから逃がして体を崩させたり、
 そういう技術はどれも一人では練習できないものです。難しいです。
 棒の引き方、方向ひとつで相当効果の具合が変わります。
 でも、それが一番大事と言うか、むしろ本質です。
 形だけ立派に見えても、演舞じゃない以上意味がありません。
 つまるところ、私は棒術も一人よがりになってしまっているのですね。
 こんなんじゃ、自己満足で自画自賛に耽る三流芸術家並みにたちが悪い。
 間抜けで滑稽で愚かしい……って、いかん。卑下していてもしょうがない。
 初心ってやつを忘れないようにしないと、腕は錆びる一方だし。
 心にオイルが足りないけど、どうにか磨きなおしていきたいですね。

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