虚呂路
虚呂路
やたらと自己分析に耽っていた頃。
今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ここ最近、目に付きやすいように店頭に平積みされているラノベを見ると、
「萌え」に走っているような気がしてならない。
といっても、私の行動範囲内の書店に限ってしか言うことはできないが、
多くがカバーイラストに美少女を据え置き、一部にはタイトルまで媚びている様に
感じるものもある。
読んでもいないのに、内容まで憶測で決め付けるわけにはいかないだろう。
しかし、恐らく萌えを強く意識した話のような気がする。
実際読んでみて、そのように感じたものも幾らかある。
以前、とある場所で実例を挙げて痛い目を見たので、タイトルは言えないが。
まぁ、推測通りでも悪い風潮とは言えないけれど、正直歓迎したくない。
一応言っておくと、美少女が登場する事に異議を申している訳ではないのだ。
物語の多くは、ボーイ・ミーツ・ガールが基本だという。
男の子と女の子である。青春である。
いまだ若き自分の人生には似つかわしくない単語である。
んな事、心底どうでもいいが。女の子が出てきて当たり前なのだ。
いや、むしろ出さないと物語の――描ける世界の幅が狭くなる。
そして、キャラを格好良くするか、格好悪くするかで問われたら、
何か意図するところがあるのならともかく、どうせなら
格好良い男の子、可愛い女の子を書きたいと大抵思うのではないだろうか。
読者も、格好良いやつらは自然と応援したくなるものだろうし。
つか、人間は中身が大事だということも多いが、
初対面では外見で判断するしかないのだ。外見も大切。話の筋に関係ないけど。
しかしながら、結局キャラの外見だとかは物語のスパイスだと思うのである。
あくまで物語を飾るものであって、メインではないのだ。
でも、今は「萌え」がメインで「物語」がそれを際立たせるスパイスという
構図が増えてきたような気がする。だとしたら、ちょっと哀しい。
上手く言葉にできないが、そんなことを何気なく思ったのである。
……自分で読んでも要領を得難い。
一度考え終わったことを、その時と違わずに同じようになぞって
思い出しつつ書くのは難しいな。
と、ここまで書いたはいいのだが。
少女が前面に押し出されている話が多いことに関して、
哲学さんが最近ブログで書かれていらっしゃった。
私の方とは論点が違うような気がするけれど、
毎度の事ながら勉強になります。
そして、考えの深さに圧倒されて、自己嫌悪に陥ります。
難解なことを多く書かれていますが、読んでもらいたいです。
→哲学のバトル日記
「萌え」に走っているような気がしてならない。
といっても、私の行動範囲内の書店に限ってしか言うことはできないが、
多くがカバーイラストに美少女を据え置き、一部にはタイトルまで媚びている様に
感じるものもある。
読んでもいないのに、内容まで憶測で決め付けるわけにはいかないだろう。
しかし、恐らく萌えを強く意識した話のような気がする。
実際読んでみて、そのように感じたものも幾らかある。
以前、とある場所で実例を挙げて痛い目を見たので、タイトルは言えないが。
まぁ、推測通りでも悪い風潮とは言えないけれど、正直歓迎したくない。
一応言っておくと、美少女が登場する事に異議を申している訳ではないのだ。
物語の多くは、ボーイ・ミーツ・ガールが基本だという。
男の子と女の子である。青春である。
いまだ若き自分の人生には似つかわしくない単語である。
んな事、心底どうでもいいが。女の子が出てきて当たり前なのだ。
いや、むしろ出さないと物語の――描ける世界の幅が狭くなる。
そして、キャラを格好良くするか、格好悪くするかで問われたら、
何か意図するところがあるのならともかく、どうせなら
格好良い男の子、可愛い女の子を書きたいと大抵思うのではないだろうか。
読者も、格好良いやつらは自然と応援したくなるものだろうし。
つか、人間は中身が大事だということも多いが、
初対面では外見で判断するしかないのだ。外見も大切。話の筋に関係ないけど。
しかしながら、結局キャラの外見だとかは物語のスパイスだと思うのである。
あくまで物語を飾るものであって、メインではないのだ。
でも、今は「萌え」がメインで「物語」がそれを際立たせるスパイスという
構図が増えてきたような気がする。だとしたら、ちょっと哀しい。
上手く言葉にできないが、そんなことを何気なく思ったのである。
……自分で読んでも要領を得難い。
一度考え終わったことを、その時と違わずに同じようになぞって
思い出しつつ書くのは難しいな。
と、ここまで書いたはいいのだが。
少女が前面に押し出されている話が多いことに関して、
哲学さんが最近ブログで書かれていらっしゃった。
私の方とは論点が違うような気がするけれど、
毎度の事ながら勉強になります。
そして、考えの深さに圧倒されて、自己嫌悪に陥ります。
難解なことを多く書かれていますが、読んでもらいたいです。
→哲学のバトル日記
PR
ブログ内検索
カレンダー
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
リンク
フリーエリア
最新コメント
プロフィール
HN:
獅子笑い
性別:
男性
職業:
病院で写真撮る人
趣味:
読書・TRPG・古武術
自己紹介:
・趣味に頼って生きている
・活字中毒者の疑惑
・主にラノベ・ジュブナイル系
・サブカルチャー全般が好き
・王道は避け気味
・古武術歴17年だが激弱
・猫は正義
メール:
greed0106★yahoo.co.jp
・活字中毒者の疑惑
・主にラノベ・ジュブナイル系
・サブカルチャー全般が好き
・王道は避け気味
・古武術歴17年だが激弱
・猫は正義
メール:
greed0106★yahoo.co.jp
カウンター