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虚呂路

虚呂路

                          やたらと自己分析に耽っていた頃。 今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
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 某先輩小説書きさんのブログ上での応酬を読んで、少しばかり凹みました。
 なんだか、ますます小説を書くという事が遠く思える。
 楽しんで気軽に書いてみればいいと言う人は結構いるのだけど、
 高みにいる方々の考えを聞くとそんな軽い気持ちで書くことが恐れ多く思える。
 彼らを侮辱しているように感じてしまう。
 いや、まだ書いてもいないのに、こんなことを言ってる時点で
 失礼なのかもしれないけれど。

 ここから先は殆ど独り言のようなものです。
 支離滅裂な上に結構ネガティブなので、お薦めしません。
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 ふと、ある一定の期間。何もかもがとても希薄に感じられるときがある。
 集中してモノを考えることができず、音楽や本に手を伸ばしても
 心に波紋が広がることは無い。
 何一つとして自主的に行う気になれず、暗い部屋で布団に包まって、
 眠れもしないのにただ目を瞑る。
 放っておかれれば、食事はおろか水を飲むことすら無いかもしれない。
 自分という存在が消えてしまったようにも感じられるし、
 世界が遥かに遠ざかってしまったようにも思う。
 額縁の外側から平坦な世界を覗き込む自分を、
 更に離れたところから観察しているような気分だ。

 辛かったり苦しかったりしても、私は死にたいと思うことは無い。
 死んだ後の事なんて私はわからないから。
 取り返しもつかないのに、下手に死んでより酷い状況に陥ったらどうすりゃいい。
 全てが終わって、無になって、楽になるとは限らない。
 天国とか地獄とか輪廻転生とかの、どこに信頼できる要素があるというのだ。
 一寸先は闇という点では、この世界も同じ。
 しかし、まだこちらの方がいくらか予測は立つ。
 どんなに辛くとも、私には死のリスクが高すぎるように思えてしょうがない。
 だが、不謹慎な話ではあるのだが、
 何も感じないが故にこのまま消えてしまっても別に大丈夫じゃないか、
 とか私は考えてしまう。
 何か大きな変化があればこの状態から抜け出せそうな気がするから、
 そんなことを考えてしまうのだろうか。
 ある意味この状況は、私にとって未知なる恐怖以上に耐え難いのかもしれない。

 今はちょっと回復の兆候が感じられますが、何時にも増してテンション低いです。
 何か書こうと思っていたことがあったような気もするけど、後回し。
 かわりに幾つか宣伝を。

 計2000部印刷に達した「雲の無い雨空の下で」改稿版がとらのあなで発売予定。
 吉村麻之さんが書かれたこの作品は、昨年の夏に「宵明祭」と称したイベントで、
 自腹で300冊製作。郵送費まで含めた完全無料で抽選配布されたものです。
 その自腹額は46万を超えるという、世にも恐ろしいイベントでした。
 その後、抽選に外れた方のために予約販売を行い、
 更にその後も絶えぬ再販要望に答えるべく、メロンブックスで委託販売を開始。
 そして今回とらのあなからの委託販売要請に同じものを出しても売れないだろうと
 改稿版を400部販売ということになったそうです。
 何が変わったかと言うと、
・あちらこちら削って、文量が約2割減量
・改稿の都合上、挿絵が一枚減
・しかしながら、文章の質はアップしているはず
 値段はこれまでと同じく1500円。
 これでも原価ギリギリという話なので良心的ですよ。
 ちなみに、富士見ファンタジアに応募した原稿と同じなのだそうです。
 笑いも涙も詰まった萌えと燃えの超能力バトル現代ファンタジーノベル(何
 といったような感じで盛り上がり所も沢山。
 全編に亘ってテンションを高く維持できることでしょう。
 興味があったら吉村さんのサイト「
むきりょくかん。」をお尋ねください。
 追記:応募原稿と同じもの作ったら未発表に限るという条件に抵触するだろ!
 ということで改稿版は中止だそうです。ぐっはぁ。
 通常版はまだ販売してるので、そちらをどうぞ。


 もう一つ。
 花鳥風月さんがGM(ゲームマスター)を務めるSW(ソード・ワールド)リプレイ。
 「王女様と愉快な下僕達」副読本の「女王様と!」の通販が開始されています。
 ちなみに「女王様」の部分は「るぅい」と読むのですよ。
 SWというのはTRPGの(テーブルトークRPG)一種ですが、
 読む分にはTRPGを知らなくとも、わりかし楽しめます。
 無論知っていればより楽しめますが。
 こちらの値段は300円。本編である1巻及び2巻も各500円で発売中。
 しかも、送料無料です。
 花鳥風月さんのサイトである「
花鳥風月の館」では、
 1巻見本や「女王様」第一話のリプレイが公開されているので、
 それでイメージを掴んでみるといいでしょう。
 また、様々なセッションの生ログも保管されており、
 ネット上でTRPGの経験が無い場合の参考になると思います。

 では、こちらに帰ってきたことを自覚できるようになってから、また。

 前回タイトルのように今期の芥川賞と直木賞が決まりました。
 といっても直木賞は該当作無しだったのですが、
 候補作のひとつであった「空飛ぶタイヤ」を読んでいます。

 発表される前から図書館で予約はしていたものの、
 きのう受け取りに行ったら早くも何人か後に続いているようでした。
 これで賞に選ばれていたら、何十人に膨れ上がっていたんだろうな。
 いずれ前回直木賞の「まほろ駅前多田便利軒」とあわせて感想を書くかも。
 「簡潔は機知の精髄」という言葉もあるから、無駄な部分は削る練習をしたい。
 無駄が悪だという意味ではないですが、やっぱり私の文章は読みにくいし、
 冗長で眠くなると思うのですよ。
 ……まあ、誰かの意見を聞いたわけでもないですから、私の主観ですけど。
 問題ないだろ、と思う方。いらっしゃたら拍手の一発でも喰らわせてやって下さい。

 バイトをしようかな、と考えています。
 流石に最近はダラダラしすぎているし、何事も経験は大事ですよね。
 更に四月から一人暮らしも考えていたり。いろいろと変化の時期です。
 何かと面倒なことが増えたり、初めてであるが故に失敗もあるだろうけど、
 何事にもリスクはつきものであるし。
 具体的な問題点は、図書館が無くなる。道場に通えなくなる。
 PCも無くなる(リビング据え置き家族共用故に)。……多いな。
 棒術は今まで習った分を復習するようにすれば維持は可能。
 PCはノートを買…えるだけのお金が溜まるんだろうか。
 そして、図書館。これはどうしようもないかな。ド田舎だからなぁ……
 学校の図書館にどんな本があるかが問題。

 一人暮らしを考えることになった元凶も本にあったり。
 ここ最近殆ど一日中読み耽っていることに、
 かねがね本を読んでばかりいるのを良く思っていなかった母親が
 とうとうキレて、4月からもこの家にいるのなら本は日曜日だけにしてくれ。
 というか、私の目の届くところで本を読むな。と宣告されてしまったのです。
 まあ、なかなか理解できないことなのだろうけど、
 私は「人生あっての本」ではなく「本あっての人生」とか思っちゃうくらいだから。
 本が読めないなら――いや、さすがに死にはしませんが。
 けれど私は趣味に対して精神的に深く依存しているから、
 中でも最も大きな比率を占める読書を奪われたら絶望だ。
 この間の2ヶ月間に経験した、恐ろしく味気の無い日々を何年も続けろなんて、
 ほぼ無理
 いったいどうしたものだろうかね……。

 あんまり家に閉じこもってばかりいるのも健康に悪そうなので、
 近所を2時間程かけてうろついてみました。
 生まれたときから住み続けているので飽きるほど見慣れた風景ですが、
 改めてよく観察してみると何故か新しい。
 基本的に変わらないものなんて無いのだから、
 細々とした違いなんて数え切れないほど挙げることが出来るはず。
 世界は連続し、これまでに無い姿へ流れていく。
 日常が飽きるほどに経験した流れなら、突き詰めて考えるとそんなものは無い。
 あるとするならば、それは過去と同意義なのだろう。

 多分上手く説明できていないはず(汗)。
 と言うか説明する気は無かったのだけど書いてしまった。
 自分の論理は独りよがりだと言われたことがあったっけ。
 もとより他人に上手く説明できないのだよな。
 ともかく、寒い中走り回ったけれど損は無かった。やはり閉じこもるのは良くない。
 精神衛生とか、健康を実際損ねるのだろうな。
 まあ、いくら夕日に輝いていたとはいえ、昔落ちて酷い目にあった
 ドブ川すら綺麗に見えた時点で手遅れだったのかもしれませんが。

 さて、「辺境紳士社交場」にて投稿コーナー
 「ハッピーラッキーエントランス」が更新されました。
 約一年ぶりで、小説5編とラジオドラマ1編という大量更新になっています。
 小説の方は新たな投稿者さんも現れ、
 比較的新キャラが活躍するストーリーが多かったでしょうか。
 それにしても、やはり皆さんレベルが高い……。
 この投稿コーナーが自分も書こうと思ったきっかけなんですが、
 今にして思うと無謀ですな。特攻投稿などとふざけて言っていましたが、
 このままじゃ特攻すら不可能だ。どうにか漸近線を登っていかないとな……。
 そして、とうとうエントランスに音の投稿がやってきました。
 現在「エントランスネットラジオ」という哲学氏がパーソナリティを行う紹介番組が
 第2期まで納められていますが、投稿という形で来たのは初めてかな?
 猫柳氏が監督を務めたこの1編。クオリティの高さは折り紙つきです。
 文章と言うのは読む気が無ければ頭に入ってこないものですが、
 音や絵は感覚的に自然と入ってきますからね。
 興味のある方はラジオと合わせて聞いてみるのが良いかもしれません。
 一応それぞれ感想を述べたいところですが、
 過去の自分の書籍紹介を読み返してみて、
 あまりの中身の無さに落ち込んだので止めておきます。
 今度何か紹介することがあったなら、短く簡潔に、
 ボロが出ないうちに纏めるようにしよう(笑)。あらすじなんて書かなくても良い。

 ふう、日記の文章と小説の文章というのはやはりどこか違う。
 ブログは勢いで書けるようになっても、小説の方は勢いで書く力すら無いのか。
 となるとここで書き始めた頃に習って、手探りで進んでいくのが結局一番かな。
 崩壊させないように、少しづつでも書いて完成させる。
 たぶん経験による慣れが必要なのだ。
 初めの頃はここに書く文章もよく詰まったものだったし。
 本当に、文章というものは難しくもどかしいものですよね。

 せっかく纏まった時間が取れたのだし、
 半年の間放置&無視してきたものを片付けなきゃなりません。
 具体的には積みゲー及び積み本。そして物書きの練習再開ですが、
 久々に図書館に向かうと読みたい書籍が予想以上に大量に見つかってしまい、
 いまいち先行きが見通せないですね。
 そういえば何か書こうと思い立ったのは去年の3月頃です。
 すなわち、もうすぐ一年も経ってしまうことになってしまうわけですが、
 依然としてまともに書けないのは一体どうしたものでしょう。

 原因については幾らか考えを巡らしていて、思い当たることはあるのですよね。
 そもそも私は作文とか、文章を書く事に対して真面目に取り組んでなかったし、
 いくら沢山本を読んでいると言っても自分で書いて経験しないと、
 語彙は増えても文章表現や構築力は上がらないと思います。
 ブログを始めて以前よりいくらかマシになったとは思うけれど、
 文章同士を上手く接続できずにいきなり話が変わってしまって、
 ちぐはぐな感じがするのは否めないし、
 その上一文一文を短くテンポ良く書けず、
 無駄に修飾して冗長にしてばかりで我ながら苛立たしいことこの上ない。
 更に言ってしまえば、私は形から入りすぎているかもしれない。
 これは持論ですが、物書きにしても絵描きにしても作曲家にしても、
 少なからずナルシスト的な要素が必要だと思うのです。
 言い換えるならば、「のだめカンタービレ」にてシュトレーゼマンが言っていたように
 没頭し、夢中になり、のめりこむ事が必要だと考えます。
 しかし私は少し書くたびに「ここ変じゃないか」と直しを繰り返して集中出来ず、
 そんな状態で書いた文章は恐ろしくつまらない。
 直し始めたらここも変だそこも変だと収拾がつかなくなって、
 破綻するという最悪のパターンすらある。
 直すのは後でもできる。自分でやるのが不安なら誰かに頼めばいい。
 ともかく、今の自分に必要なのは下手でもいいから
 最後まで書ききることなのかもしれませんね。

 まぁ、実はもう一つ。
 物語は設定を突き詰めて深く考えてしまう方で、
 それ故に一箇所でも綻んでいる様に見えると
 全部自分で崩してしまうこともあったりするのですが。
 これもどうにかならんもんかな……。
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