忍者ブログ
虚呂路

虚呂路

                          やたらと自己分析に耽っていた頃。 今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ガン×ソードを見返す前に気になっていた「新世界より」を纏めて視聴した。
予備知識ゼロで入ったからか三話を見るまで要領を得なかったが、
これは、実に良いディストピアSFであった。

事前に原作小説の著者が貴志祐介氏であることは聞いていたから、
てっきりミステリ系かサイコ系の内容なのかと思っていたので意表を突かれた。
貴志氏は昨年に映画化され賛否両論に沸いたサイコホラー「悪の経典」の著者である)

調べてみると、元々はハヤカワSFからデビューされていたらしい。
なるほど、むしろこっちが本領だったということか。

ディストピア系は歪んだ世界の構図とそれが生み出す人々の不条理な生き様も面白いが、
そのような形に至るまでの執拗に屈折した歴史の変節ぶりが明かされる過程も良い。
そして暗黒郷の終焉とそれに代わる新たな概念と世界に対するカタルシス。

今回の場合、根本的な問題は結局解決されていない点に不完全燃焼の感はあるものの、
それを除けば諸手を挙げて面白かったと断言できる。
折角だし原作の方も読んでみようかねぇ。


SFといえば、ガルガンティアはロクに話が進まないなぁ……と思っていたら、
うん、第九話にしてやってくれたな虚淵氏。
前半の幾つかの描写から察した通りの展開だったけれど相変わらず容赦無いなぁ。
「たまには明るい脚本もイイヨネ!!」という台詞は何処に行った。
ていうか、コレは1クールでまともに終わるのか?


ガルガンティアと同じくロボ系アニメであるVVVは話が進みそうで進まない。
ロボの戦闘シーンが少なすぎて自分の中では学園アニメになりつつある今日この頃である。
第五話はヤバかった……「紅」の第六話を思い出したぞ。
ヴァルブレイブのデザインは好きだからもっと戦闘を増やして欲しいのだが。
キャラが揃いも揃ってやること為すこと言うことの大抵がアレな感じで心が折れそうだ。

薄氷の上の偽りの平和だってのにお気楽能天気に馬鹿やってる連中を初めとして。
一人旅団さんは予言を当ててはいるけど、その回答に至る思考経緯を省いているせいか、
なんか一周回って馬鹿っぽいっていうか電波さんみたいに見えてくるし。
アイディアマンなショーコさんは色々な意味で斜め上すぎて正直付いていけないし。
いや、面白いといえば面白いのだけど最早シリアスな作品ではないな、と。
これは2クールに期待するしかないのだろうか。
取り敢えずアキラとアイナさんを支えに視聴を続けよ……って、ギャー!!(第七話)
PR
なんかとくになさんが家族の壮絶なイビキによって寝不足を強いられているらしい。
眠れないという悩みは深刻だけれども、個人的にはご家族の身体も心配するべきではと思う。
それほどまでにイビキが酷いとなるとSASの可能性を一度考慮した方が良い。
もちろん単なる習慣性のものである可能性もあるけどね。
イビキが延々と朝まで続いたり、以前よりも五月蝿くなった場合は特に要注意。
大袈裟かもしれんけどさ、下手すると大事故の原因となりうる症候群ということもある。
受診するとしたら耳鼻科じゃなくて呼吸器科かな。


しばらくアニメから離れていたのだが、今期はムシブギョーを切欠に色々と見ていたり。
ガルガンティアとかVVVとかRDGとかデビルサバイバーとか。
クライムエッジは元々漫画が好きで読んでいたけどアニメ版も悪くない出来。
ムシブギョーはガッカリ気味だったものの回を追う内に普通に見れるようになってきた。
それとアラタカンガタリってのも見た……が、シナリオ苦手だなコレ。
主人公の言動が微妙に一貫性を欠いているような感覚が。

あとは直球表題ロボットアニメを纏めて見た。
MMDを使ったアニメと聞いてどんなんだろうと思っていたが思いのほか良かったな。
最終回は卑怯だと思いながらも結局は涙腺ブレイクされてナニコレ悔しい。

更に遡ってマギを一通り見たり。
これも原作コミックと異なる点があって少なくない批判を受けたと聞いていた。
自分は原作知らないせいもあってか、普通に楽しめたというか、むしろかなり面白かった。
ファンタジーでもあまり題材にされないけどアラビアンな雰囲気って良いよね。
第二期が予定されてるらしいから今度はリアルタイムで見よう。

アニメを習慣的に見るようになると、昔のアニメも急に見返したくなってくる不思議。
放送中のものを見ていない時は昔の作品についても特に見ようとは思わんのだが。
波が交互に来てくれると助かるんだけどね……。
今週だけでGAと半分の月が昇る空と俺たちに翼はないを一気に見返しちまったぞ。
あまつさえガン×ソードも見たいとか思ってるぞ現状。

そんなわけで私も睡眠不足ではあるが自業自得なのでどうしようもなし、うむ。
すっかり忘れていたけど今日は生駒君の誕生日なのであった。
んでもって、何の因果か分からないが、誕生祝いメールと共にこんなメールもやってきた。

【TW4】優先シナリオのお知らせ(生駒・竜弥)

どうやら誕生日プレゼントとして楽しいお仕事が舞い込んで来たらしい。
推理的中なんぞ初めてだよ……うーん、スレカを持っていなかったことが悔やまれる。
絵師様が再開したらダークネスカードも纏めてリクしたいなぁ。

宍倉君も作りたいけど、ダークネスのイメージとBUの絵師様の絵柄が合いそうにないから、
折を見てイメージに合う人をピックアップしておかねばいかんね。


ソードワールドのマスタースクリーンを奇跡的に入手した。
こういう類は書籍以上に数が残ってないから、あんまり出回らないのだけれども。

あと押さえてないのは全2巻の完全版シナリオ集、GMアクセサリー、スタートブックあたりか。
いや、ソード・ワールド・カードRPGの第二弾も手に入ってなかったっけか。
ずいぶん揃えたと思っていたけど、まだまだ残ってるんだなぁ……。
浮世の憂さなどお天道様が顔を覗かせている内だけで十分だってのに。
久々に脳内で隕石落ちたぞ。


ラブリンスターライブは性的な意味で予想以上に酷かったね、うん。
友好的な関係を結ぶことは出来たようだが、それを果たして何時まで続けられるのやら。
向こうも何かしらの思惑を抱えているのだろうし。

淫魔が「お願い」していたのは無用な争いを避けて勢力を維持するため……であるようだが、
同時に闇堕ちを推進させて戦力の増強を図っているという点がある。
現状は交渉で凌ぎ、力を蓄え、いずれは戦力的にも他組織が手を出せない所まで持っていく。
そういう考えによるもの……なのかもしれないが……うーん。

そもそもラブリンスターは現在活動できるダークネスの中でも最上級なのだよな。
ヴァンパイア等に比べれば組織的には小規模だろうけど、簡単に潰される程度でもなかろう。

更に加えると、現状は彼女たちが他の組織と戦火を交えるような理由が見当たらない。

これまでダークネス間で起こった闘争といえば、まずは鶴見岳のソロモンとイフリート。
これは他の組織を出し抜いて強大な力を得ようとしたイフリートが潰された形だ。
そしてもう一つはデモノイドを巡るソロモンとヴァンパイアの反目。
デモノイドは本来のルーツを上書きして生まれるため他の組織の不利益を招くのが仇となった。
表立ったダークネス同士の諍いといえばこのくらいのものか。

一方、ラブリンスターの行動と言えば、上記のものに比べればごくごく小規模なもの。
闇堕ちを推進するのはダークネスとして当然であり他の組織が目くじら立てることでは無い。
まして実を結ばないアイドル活動なんぞ他の組織に何の影響があるだろうか。

現状、わざわざ彼女たちが「お願い」をする必要性が自分には見つけられない。
そうなると、これから何かをやらかそうという腹積もりなのではなかろうかと思えてくる。
今回のライブで彼女たち迎合して心を許せば痛いしっぺ返しを喰らいそうだ。
まあ、自分のキャラは二人ともライブ行ってないから関係ないけど。


ついでにとくになさん用にコレ置いておくか。
2006年以降のデータは無いし、全リンクが生きてるかも分からないが。
いや、そもそもこの程度はとっくに試した上での話である可能性が高いだろうけど。


ああ、駄目だ、もう土曜まではとっとと寝るようにしよう。
一物抱えてる時ほど由無事を書き殴って紛らわせたくなる衝動はお馴染みだが、
そんなもんに身を任せてたら逆に身が保たないだろうがボケナスめ。
長らく探していたSF Japan 2002の夏号を入手することが出来た。
なんでそんなものを?――と、思われるかもしれんがコレには貴重な小説が載っているのだ。

「デジモンテイマーズ1984」――単行本化されていないデジモンの短編小説である。
表題の1984から分かるように本編の過去を題材とした物語が描かれている。
ジェンの父やSHIBUMIをはじめとする若きワイルドバンチのメンバーたちを主役としており、
チームの結成とデジタルワールドの創造、そしてやがて訪れる事件について語られる。

掲載誌が大人向けのSF雑誌ということで内容も当然ながら相応に深いものとなっている。
デジモンテイマーズはヒュプノスやワイルドバンチ、デ・リーパーなど、
完全には露出しない複雑な背景が脚本担当の小中千昭氏によって盛り込まれており、
他のアニメシリーズに比べて子どもには理解が難しい部分が多い作品である。
1984ではそんなアニメの裏側にある練り込まれた設定が遺憾なく発揮されたわけだ。

だが、当然ながら当時アニメを見ていた子どもがSF Japanに触れることは殆ど無かったため、
いまでは当時のデジモンファンにとって幻の作品として扱われているのである。

うむ、期待通りに面白かった。
真面目に突き詰めていくとデジモンは十二分にSFなんだなぁ、と再確認。
ファンの年齢層が上がった現在だからこそ、またこういう作品の展開をして欲しいものだ。


風雨来記3がPCゲームとして発売されると聞いてお茶を吹いた。
コアなファンが多いシリーズではあるが、今になって続編が出るとは思わなかった。
地味ながらも丁寧に作られた作品で個人的には大好きである。
今作ではついに全道を旅できるようになるそうだし、これは買っておかねばなるまいな。
出来れば、いつかリアルで本当にアテのない旅のひとつでもしたいものだ。
ブログ内検索
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア


最新コメント
[08/21 獅子笑い]
[08/21 とくにな]
[05/21 とくにな]
[05/16 獅子笑い]
[05/16 とくにな]
プロフィール
HN:
獅子笑い
性別:
男性
職業:
病院で写真撮る人
趣味:
読書・TRPG・古武術
自己紹介:
・趣味に頼って生きている
・活字中毒者の疑惑
・主にラノベ・ジュブナイル系
・サブカルチャー全般が好き
・王道は避け気味
・古武術歴17年だが激弱
・猫は正義

メール:
greed0106★yahoo.co.jp
カウンター
Powerd by NINJAブログ / Designed by SUSH
Copyright © 虚呂路 All Rights Reserved.
忍者ブログ [PR]