虚呂路
虚呂路
やたらと自己分析に耽っていた頃。
今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
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FateはHeavensFeelが思ったより長かったけどED分岐はあっさり埋まったので良かった。
こまめに分岐がありそうな箇所は埋めていたから、
最後に残った桜ノーマルEDを達成したところでフローチャートは綺麗に完成した。
LastEpisodeはちょっと都合が良すぎる展開だなぁと思ったけれども。
個人的にはあのままでも余韻が残る良いエンドだったから蛇足に思わないでもない。
他のヒロインに比べるとハッピーエンドとは言い難い顛末をフォローするためなのかね。
凛ルートのアレはおまけみたいな感じだから補償にはならんだろうし。
でも、まあ、個人的な嗜好を放棄した上でキャラのことを思いやって考えると、
より幸福な終わりがあるのなら、それを支持してやるのが愛だろうか。
いや、別に愛とか語れるほどFateのファンではないけど私は。
ただ、支持するにしても展開に矛盾や齟齬が無いという前提がもちろん必要になる。
しかしLastEpisodeで何が起こっているのか正直よく分からんのが問題だ。
あの草原は一体どこで時系列はどうなってるのだろーかね。
取り敢えず回想を鑑みて単純に考えてみると、だ。
セイバーと士郎の両方の視点がある以上は今際の際の士郎の夢ってわけじゃなさそう。
とはいえ士郎が若返っているところを見ると常世とも思えないが。
回顧している戦いの流れはセイバールートを辿っている。
そしてセイバーは英霊とはならずに伝説に沿って妖精郷にて眠りについているようだ。
彼女についてはセイバールートのそれと考えて問題無さそうだが。
士郎はどうなんだろうな……草原が妖精郷だっていうのは少し苦しい気がする。
行こうと思って行ける場所じゃないだろうし目指してたわけでもない。
アヴァロンを身体に留めていたなら繋がりから招かれることもありそうではあるが、
セイバールートで勝利を得るには返還する必要があるしなぁ。
妖精郷で無いとすると英霊の座……いや、それだとセイバーの描写にやはり矛盾が。
LastEpisodeの士郎が契約を果たしているかも分からないし。
そもそも既存のルートにおける士郎はアーチャーの道を辿る可能性がほとんど無い。
凛ルートは言うに及ばず、桜ルートもあの状態ではなりそうにない。
セイバールートにしても道場おまけのイリヤの台詞を信じるならばありえない。
いや、アーチャーとはならずとも英霊になる可能性自体はありえるのか?
士郎が既存のルートのそれではない可能性ってのは考えられるか?
設定的に二人はそれぞれ異なるルートを歩んできているというのはありえる。
Fateには平行世界の概念があり、これはゲームシステム自体にも適用されている。
つまり作中のルートは全て平行世界として扱われているようである。
たとえ選択肢によって死んだとしても、それは間違いではなく平行世界の一つの結末。
英霊については時系列に囚われずに全ての記憶を持っている。
ただ、守護者としてサーヴァントとして呼び出されるのは分身にすぎないため、
厳密に言えば本体にフィードバックされるのは「記憶」ではなく、
書物を読んで知ったかのような「知識」でしかない。
また、英霊は時間に囚われないため、この知識には順序もへったくれも無い。
記録はあれど、それが済んだ事なのかこれから起こる事なのか判別が付かないそうな。
ついでにアーチャーの台詞の端々を鑑みると、彼らはあらゆる時系列のみならず、
平行世界における分身体の記憶すら保持しているように思える。
なお、正式に英霊となっていないセイバーはその枠には当て嵌まらない。
呼び出されているのは本体であり、保有する記憶は実際に体験した事柄に限られる。
士郎がセイバールートと近似した顛末を辿って英霊となったとすると、
やはり英霊の座で再会というのが妥当だが、どのみちセイバーの矛盾が残される。
ああもうワケ分からん……二つの奇跡による再会ってのがヒントだよな。
一方が待ち続けて一方が追い続けること。
ありえないと確信しながらも長い長い時間を耐え抜くこと。
そんな途方も無い時間を乗り越えての再会ってことは士郎も人の身とは考え難い。
となれば英霊になった時でなく、その後の業によって心をすり減らし折れかけた時とか?
少なくとも士郎が辿ったルートはともかく英霊になったのは確かなのだと思う。
彼は生き方を変えられなかったと明言されていることもあるし。
セイバーは王の責務を自ら捨てることは出来ない。
ただ、人々の幻想から王の姿が消えたなら、誰にも求められなくなったのなら。
伝説の王であり続ける必要性を失ったら妖精郷で眠り続ける必要は無い。
彼女が報われることは無かったというのは、王としてのそれを示しているのではないか。
そうして復活の伝説を退けることで、英霊の座に辿り着いた……いや駄目か?
本来セイバーは元々の知名度や伝説の信仰によって独力で英霊になれる素地はあったが、
この条件だと王としての伝説を失っているから自力では英霊になれない?
かといって死んだ後に世界と契約することで守護者として英霊になるってのは……?
うん、ここまで書いておいてなんだけど、まるで分からんからもう放置で良いや。
やめやめ、それよりドラゴンを狩りに行かねばならぬのだっつーの。
こまめに分岐がありそうな箇所は埋めていたから、
最後に残った桜ノーマルEDを達成したところでフローチャートは綺麗に完成した。
LastEpisodeはちょっと都合が良すぎる展開だなぁと思ったけれども。
個人的にはあのままでも余韻が残る良いエンドだったから蛇足に思わないでもない。
他のヒロインに比べるとハッピーエンドとは言い難い顛末をフォローするためなのかね。
凛ルートのアレはおまけみたいな感じだから補償にはならんだろうし。
でも、まあ、個人的な嗜好を放棄した上でキャラのことを思いやって考えると、
より幸福な終わりがあるのなら、それを支持してやるのが愛だろうか。
いや、別に愛とか語れるほどFateのファンではないけど私は。
ただ、支持するにしても展開に矛盾や齟齬が無いという前提がもちろん必要になる。
しかしLastEpisodeで何が起こっているのか正直よく分からんのが問題だ。
あの草原は一体どこで時系列はどうなってるのだろーかね。
取り敢えず回想を鑑みて単純に考えてみると、だ。
セイバーと士郎の両方の視点がある以上は今際の際の士郎の夢ってわけじゃなさそう。
とはいえ士郎が若返っているところを見ると常世とも思えないが。
回顧している戦いの流れはセイバールートを辿っている。
そしてセイバーは英霊とはならずに伝説に沿って妖精郷にて眠りについているようだ。
彼女についてはセイバールートのそれと考えて問題無さそうだが。
士郎はどうなんだろうな……草原が妖精郷だっていうのは少し苦しい気がする。
行こうと思って行ける場所じゃないだろうし目指してたわけでもない。
アヴァロンを身体に留めていたなら繋がりから招かれることもありそうではあるが、
セイバールートで勝利を得るには返還する必要があるしなぁ。
妖精郷で無いとすると英霊の座……いや、それだとセイバーの描写にやはり矛盾が。
LastEpisodeの士郎が契約を果たしているかも分からないし。
そもそも既存のルートにおける士郎はアーチャーの道を辿る可能性がほとんど無い。
凛ルートは言うに及ばず、桜ルートもあの状態ではなりそうにない。
セイバールートにしても道場おまけのイリヤの台詞を信じるならばありえない。
いや、アーチャーとはならずとも英霊になる可能性自体はありえるのか?
士郎が既存のルートのそれではない可能性ってのは考えられるか?
設定的に二人はそれぞれ異なるルートを歩んできているというのはありえる。
Fateには平行世界の概念があり、これはゲームシステム自体にも適用されている。
つまり作中のルートは全て平行世界として扱われているようである。
たとえ選択肢によって死んだとしても、それは間違いではなく平行世界の一つの結末。
英霊については時系列に囚われずに全ての記憶を持っている。
ただ、守護者としてサーヴァントとして呼び出されるのは分身にすぎないため、
厳密に言えば本体にフィードバックされるのは「記憶」ではなく、
書物を読んで知ったかのような「知識」でしかない。
また、英霊は時間に囚われないため、この知識には順序もへったくれも無い。
記録はあれど、それが済んだ事なのかこれから起こる事なのか判別が付かないそうな。
ついでにアーチャーの台詞の端々を鑑みると、彼らはあらゆる時系列のみならず、
平行世界における分身体の記憶すら保持しているように思える。
なお、正式に英霊となっていないセイバーはその枠には当て嵌まらない。
呼び出されているのは本体であり、保有する記憶は実際に体験した事柄に限られる。
士郎がセイバールートと近似した顛末を辿って英霊となったとすると、
やはり英霊の座で再会というのが妥当だが、どのみちセイバーの矛盾が残される。
ああもうワケ分からん……二つの奇跡による再会ってのがヒントだよな。
一方が待ち続けて一方が追い続けること。
ありえないと確信しながらも長い長い時間を耐え抜くこと。
そんな途方も無い時間を乗り越えての再会ってことは士郎も人の身とは考え難い。
となれば英霊になった時でなく、その後の業によって心をすり減らし折れかけた時とか?
少なくとも士郎が辿ったルートはともかく英霊になったのは確かなのだと思う。
彼は生き方を変えられなかったと明言されていることもあるし。
セイバーは王の責務を自ら捨てることは出来ない。
ただ、人々の幻想から王の姿が消えたなら、誰にも求められなくなったのなら。
伝説の王であり続ける必要性を失ったら妖精郷で眠り続ける必要は無い。
彼女が報われることは無かったというのは、王としてのそれを示しているのではないか。
そうして復活の伝説を退けることで、英霊の座に辿り着いた……いや駄目か?
本来セイバーは元々の知名度や伝説の信仰によって独力で英霊になれる素地はあったが、
この条件だと王としての伝説を失っているから自力では英霊になれない?
かといって死んだ後に世界と契約することで守護者として英霊になるってのは……?
うん、ここまで書いておいてなんだけど、まるで分からんからもう放置で良いや。
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・活字中毒者の疑惑
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・サブカルチャー全般が好き
・王道は避け気味
・古武術歴17年だが激弱
・猫は正義
メール:
greed0106★yahoo.co.jp
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