虚呂路
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自転車を全速力で飛ばしたくなり、土手を走り抜けて中古ゲーム店に行った。
買うつもりなど無かったけれど、気づけば何故か
「ワイルドアームズセカンドイグニッション」がぶら下げた袋の中に入っていた。
RPGにおいて、クロノシリーズと並んで「ワイルドアームズ」は印象に残っており、
うっかり手を出してしまったのだ。
安かったとはいえ、これで所持金は半分になってしまった。
いや、問題はそこではない。そもそもこんなものをやっている場合ではないのだ。
しばらく封印しよう。そう思っていた。
特別語るような必要もない、別段それまでの日々から外れたこともない、
そんな日だったのだ。ちょっと高い買い物をしただけだったのだ。
何の前触れも、予兆もない。でも、私が知らないところで起こっていた。
その夜、一つの知らせが届いた。
それは到底好ましいものとは言えなかった。
むしろ、忌避すべきものだった。
それから三日間に渡って私は慌しく動き回り、月曜日に全てを終えた。
特にその最後の日の事は、今も私に酷い衝撃を残したままだ。
勉強をしていても集中どころか、よけいに気が滅入ってしまい、
封印するはずだったWA2をやって気を紛らわしている状態。
でも、楽しくねぇ……。情けねぇ。なにやってるんだよ、私は。
クラスメイトたちは事情を知っているのだろうか?
それとも私の雰囲気から何かを感じたのか、話しかけてくる者はいない。
教師たちですら気を使っている素振りがある。まあ、ありがたいことだ。
実際、私だって聞かされたことが本当だか分からないのだ。
もしも嘘なら、ことはさらに大事になる。私達に原因があったやも知れない。
でも、結局わからない。ただ現実は目の前でその両手を広げていた。
それだけで、私に打撃を与えるには十分だったのだが……。
とりあえず、冷静に振り返って記録を文章に出来るくらいには落ち着いてはきた。
きっと少し経てば、日常の中で澱と沈んで元のように戻るはず。
だが、月曜日までの四日間を纏めた記事を、公開することはない。
多くの衆目に触れるこの場で、晒すべきものではないだろうから。
いつか自分で見返すことはあるだろうけど。
最後に、
これに関してリアルの知り合いは一切話題にしないことをお願いします。
中途半端にこんなこと、読まされて気になると思うけど、
まだ話す気にはなれない。
いつも通りに、接してやってください。
気付いたことがありました。
ふと、自分が使っていたHNで検索を仕掛けてみたら、
なにやら覚えの無い場所が出てきた。
いや、場所は何度か訪れているゲーム作者さんのブログだ。
ただ、私の書き込みではなく、作者さんの書き込みだ。
しかも2ヶ月経過している。その内容は、
「テーマ」バトン
ちょっ——その頃まだこのブログ初めてな(ry
うーん。チャットでサイトは持っていないと答えたような気がするのだけれど…。
何故回ってきていたのだろう。
まあ、見つけてしまったものを放置するのも気分が悪いし、答えてみます。
硬式ハンガー様から、「テーマ」バトン。
内容は「 」に指定されたテーマをいれて発言する。そしてお題は、
「鯵」。
……私に何を求めているのだろうか。
1、「」を一言で言ったら何?
あじ……で良いんだよね? 読み方は。
2、自分にとっての「鯵」は何?
馴染みはないかなー。
魚料理といえば鯖の味噌煮ばっかり食べてるしね。
どうでもいいまさに雑魚。
3、「鯵」を見る(聴く,使う,食べる等のこと)が一ヶ月できなくなったら?
影響はないだろう。多分だけど。
人生何が起こるかわからないさ(何)。
4、最近思う「鯵」
温暖化とかは漁獲量に影響あるのかな?
5、こんな「鯵」は嫌だな、と思うことは何?
漫画とかでよくあるスネ毛脚が生えてたりしたら、
鯵に限らず食べられなくなりそうだよね。
6、次まわす人を3人(三人以上、三人以下でも可)
私、バトン回せるほどお付き合いしてる方って居ない気が…。
うーむ。リアルで知り合いの花藤ぼっち様。
もし見ていらっしゃったら、あなたに託します。
ずいぶん忙しそうだから無理はしないように。
お題は「ネジ」。どっちの「ネジ」かはお任せしましょう(笑)。
面白く答えるって難しいですね。
……と言いつつまぁ、実際のところ。
そんな気は毛頭なく素で答えてしまったのだけれど気にしない。
予定外のことが色々起こって、ようやく更新。
気にかけてくれた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありませんでした。
一体事前の宣言は何処へやら。そうそう、今年読んだ本も追記しました。
今回紹介するのはMMOとしても有名な「ドラゴンラージャ」です。
韓国発のファンタジー。著者イ・ヨンド氏。ホン・カズミ氏翻訳。
ライトノベル以外で、剣と魔法。ドラゴンやゴブリン等の幻想生物が
登場する物語といったら、何を思い浮かべるだろうか?
ここ数年のファンタジー映画ブームを考えると、
おそらく「指輪物語」等を上げる人が多いと思う。
そもそもドラゴンや魔法の類は北欧で生まれたのだから、
そちらの作品が多くなるのは当然だろう。
しかし、韓国。なんでも彼の地では100万部を突破したというこの作品は、
剣も魔法も幻想生物も神様も盛りだくさんのファンタジー大作だ。
初めて書店で見かけたときには
「最近韓流が人気だしなぁ。こっちの方にも進出してきたのかな」と思った。
買おうとは考えもしない。
貧乏な私にとっては文庫本ですら買うのにちょっとした覚悟が必要なのだ。
というか、はっきり言ってそんなに期待もしていなかった。
しかし、漫画が殆どを占める書店にすら置いてあるのを見て、少し気にかかる。
一応名前だけは確認しておき、図書館にあったら借りてみるか、と思って数日後。
その日のうちに読み終えた1巻を手にし、久々にいいファンタジーを読んだなぁと、
私は2・3巻の貸し出し予約を申し込んでいた。
あらすじはこんな感じだ。
バイサス王国と隣国ジャイファンの戦争が続く世界。
バイサスの西の端にあるヘルタント領地では、
凶悪なブラックドラゴン「アムルタット」が猛威を振るい、人々を苦しめていた。
それを救うべく、国は一人の幼い少年を征伐へと送り出す。
無論ただの少年ではない。
「ドラゴンラージャ」という、凶暴なドラゴンを支配下に置くことが出来る
特殊な能力を持った家系「ハルシュタイル」の人間だ。
僅か10歳の子供とはいえ、王家のホワイトドラゴン「カッセルプライム」と
多数の兵士を従え、勝利は確実に見えた。
だがホワイトドラゴンは殺され、兵士達は人質となってしまう。
開放するには、アムルタットに身代金の宝石を払わなければならない。
しかし、貧乏な領地にはそれほどの資金は無かった。
そこで国王に資金の援助を請うために、首都まで使いを出すこととなる。
ここで、主人公のフチを紹介しよう。
17歳でロウソク職人の息子である彼は、機転の良さはあるが、
剣術の心得があるわけでもない一般市民的な少年だ。
だが、かつて母親をドラゴンに殺され、
今回の討伐に参加した父親を人質に取られている。
よって、父親を救い出すために、首都までの過酷な旅に出る決心をする。
戦いの素人である彼がどうやって戦うのか。
それは彼のはめている篭手に秘密がある。
これは「オーガ・パワー・ガントレット」という一種の秘宝で、
旅の魔法使い「タイバーン」から紆余曲折の末に譲り受けたものだ。
はめた者に鬼のような怪力をもたらすため、それだけでも相当な脅威になる。
彼に他には、ヘルタント城警備兵隊長の大男「サンソン」。
森に住む博学で奇妙な読書家の中年男「カール」が共に旅に出る。
12巻もある時点で、
そのまま身代金を払ってめでたしめでたしとならないのは目に見えているだろう。
この先についても書きたいのはやまやまだが、
そう簡単に纏められそうにないので、実際に読んでもらいたい。
公式サイトに
「指輪物語が世界を描いたものなら、ドラゴンラージャは人間を語るものだ」
といった感じのことが書かれている。納得だ。
キャラクターは皆個性に溢れ、様々な哲学的概念を物語から読み取れる。
7巻の、あるキャラクターの問いかけに対するフチたちの答えは、
人の存在の在り方について思索する良いきっかけとなった。
話がフチの一人称で進められているのも良い。
物事に対する彼の語りは物語を明るくすると同時に、
そこには思索の火種となるユーモアや皮肉が含まれている。
基本的に翻訳物はキャラの個性を感じにくいと私は思うのだが、
これは翻訳者のホン・カズミ氏の腕によるところも大きいだろう。
総括すると、お硬いファンタジーではなく、
ライトノベルのように楽しんで読むことが出来るが、深い意味を持ちあわせ、
かの有名な「ソフィーの世界」とは別の方向――学問としての哲学ではないが、
哲学的な思考の入り口となるに十分なだけの内容を持ち合わせていると思った。
外国ファンタジーにおいては、私にとってラルフ・イーザウ氏以来の最大ヒットだ。
これ以外の作品は翻訳されていないが、日本でもこれだけの人気が出ている。
きっとこの物語が終われば、他の作品も出版されるだろう。期待したい。
どうでもいい追記
物語のキーパーソン。
「ハンドレイク」が未だに姿を現さないが(現すのかも分からんが)、
「タイバーン」が実はそうなんじゃないかと思うのは私だけだろうか。
あからさまに怪しい気がしてならないのだが。
が、一ヵ月後にあると突然の通告。
そういえば、棒術始めてから試験は一回も受けていない。
体術とは別に武器取り扱いに関する段位が貰えるそうだ。
上がって行くにつれて他の武器も扱わせてもらえるようになるらしい。
具体的には……
三段で双短棒、剣術、鎖分銅。
四段で手の内(ひしき棒)、槍術、鉄扇術、十手術。
五段で仕込杖、手裏剣、薙刀、鎖鎌など……
ここまで来ると忍者と名乗っても十分許される気がしないでもない。
まあ師範の修めた古武術の中には戸隠流忍法体術もあるから、
事実私も忍者の末裔みたいなものかもしれないけれど(笑)。
勉強だとか色々忙しい状況だけど、明日は時間が取れそう。
何の本について書こうかな…。
自分の現在の立場から考えれば当たり前だが、更新はしておきたいところ。
しかし、どのくらい見ている人がいるのだろうか。
そう思ってアクセス解析なるものを覗いて見ると、
何回も来ていらっしゃる方々が数人おられるらしい(汗)。
少なくとも自分はリアルではおろかネット上でも2箇所しかアドレスは
晒していない(しかもコメント欄等の目立たない場所)ので、正直驚く。
更に検索ワードを見ることも出来るようだ。一応本の紹介をしてるだけあって、
作者名及び作品名がほとんどだが、七人の武器屋紹介に書いてある
「奇跡の水」と「詐欺」にヒットしていたりする。(到底検索上位には出ないのに)
熱心な検索作業の中、無用な時間をかけさせてしまって、
何となく申し訳ない気持ちになる。
あと「ボーイズラブ」でも引っ掛かっている。花藤様の紹介にヒットしたのか…。
現実の発言でもそうだが、書いたことに対して予想外の結果が出るのは
面白いなぁと思った。無論、面倒事は御免だが。穏やかな範囲内に限る。
いかん、本の紹介してないじゃないか(汗)。
結構読んではいるのだけれど、正直何を紹介しようか迷っている。
一度今年読んだ本をリストアップしてみようかなぁ。
結構な量だし、大変そうだけど。
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
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・活字中毒者の疑惑
・主にラノベ・ジュブナイル系
・サブカルチャー全般が好き
・王道は避け気味
・古武術歴17年だが激弱
・猫は正義
メール:
greed0106★yahoo.co.jp