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虚呂路

虚呂路

                          やたらと自己分析に耽っていた頃。 今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
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うーん、ここで文章を書くのも久しぶりだなぁ。
流石に学業も山場を迎えているから、殆どパソコンに触れないしねぇ……。

前回の更新から……まずは矢継ぎ早に押し寄せる模試をいなしつつ、
山奥の合宿所に缶詰にされたり、卒研という名の実習報告書を仕上げたりなんかして。
いまは朝から晩まで対策講義に出ずっぱりの状態である。

しかし、合格点まであと一歩のところが届かない。
模試は回数を重ねるごとに難度が上がってるみたいだし、点が下がらないだけマシだけど。

合宿はダメだったなぁ。友人と喧嘩別れしてしまったし。
これまでも辛抱堪らん部分はあったんだが、朝から晩まで一緒で余計に鬱陶しい。
向こうに悪気も自覚がないのが輪をかけて怒りを煽り、とうとうブチ切れた。
後から色々と考えても、こちらが悪いとは思わない。
向こうもそれは同じようなので、それならそれで終わるのが自然なことなのだろう。

卒業研究は通常ならスライドを作ってプレゼンテーション形式にするのだが、
正式な形で作るのは一部の成績優秀者のみで、残りの有象無象は簡易形式でよい。
きちんした研究はせず、実習の経験を報告書にまとめればよいだけだ。
私はこれまでの定期考査の成績がアレなのと、留年の経験から簡易方式となった。
模試の成績順位は中の上なんだが、面倒は御免なのでラッキーである。

就職活動をしている者は多いが、その大半は儚くも散華の憂き目に遭っているようだ。
とはいえ、この業界はコネが強くモノを言う場合が多い。
基本的に年内で決まることは稀であって、私の知る限りでは年明け以降が勝負だ。
国家試験が終わってからが本番だという人も少なくはない。
国試さえ通れば、最先端設備などと欲を言わなければ就職先には困らないのだ。

私は関東圏内で就職できればそれでいい。
新入りが最優先で覚えるべきは単純撮影で、それはどこに行っても必要な技術である。
だから、最初に入る病院は設備が貧弱でも構わないと思う。
その病院にずっと在籍するとは限らないし。
最先端設備があっても、それを扱えるのは就職してから何年も後のことだ。
どこに就職しようが同じことなのである。
まあ、事前に一回くらい就職試験を経験するのは練習になっていいかもしれないが。

CTやMRIのみを扱うという一風変わった施設団体も存在はしているが、
逆を言えば単純撮影を学ぶことが出来ないということになる。
他の病院に移った場合、下手をすれば後輩に教えて貰うということになりかねない。
こういう施設は、ある程度の経験を積んだ後に最先端機器を研究したい、
という思いを抱いた時に扉を叩くべきなのだろう。


そういや、最近はGM計数管が広く出回っているらしい。
ホットスポットに対する不安などから一般家庭にまで普及しつつあるとは驚きだ。
まさかこの単語を連日のようにワイドショーで聞くような日が来るとはなぁ。
生産が追いつかず、質が悪いのも出回っているらしい。

しかし、そもそも個人が持つ線量計としてガイガー・ミュラーはどうなんだろう。
あれはベータ線という放射線の一種の測定に適している。
放射性核種の多くはベータ線を放出するため、ホットスポットの検索には有効だ。

だが、人体への影響を推定するにはあまり適していない気もする。
ガイガー・ミュラー計数管はガンマ線やエックス線を検出する精度が極めて低い。

ベータ線の検出精度がほぼ100%なのに対し、ガンマ/エックス線は1%程度だ。
そして個人の被曝としてはガンマ線やエックス線が重要となる。

……まあ、ベータ線は電子線なので物質との相互作用でエックス線を発生させるけど。
だから「近付くと危険な場所」を知りたいだけなら問題はないのかな。
ベータ線自体も無害ってわけじゃないし……人体表面には光子線より効果が大きいし。

そうそう、放射線は放射性核種から出るけど、それだけじゃないぞ。
放射線は放射性核種から出る=放射性核種からしか出ないって思う人がいそうな気が。
病院でレントゲン撮影を行う機械には、放射性核種は入っていないぞ!

ちなみにエックス線とガンマ線は光子線といい本質的に同じものだ。
その違いは発生機構の違いで、エックスは原子核外、ガンマは原子核内から出る。
どちらも電磁波で光の一種でもある(波動であり粒子でもあると説明される)。

……この波動かつ粒子って、たぶん大抵の人はよく分からないよね。
そういわれるようになった経緯を辿れば、こう言わざるをえないことが分かるんだけど。

一応、資格を持たない学生の言うことなので間違いがあるかもと念を押しておこう。
ここまで読んでいる人がいるとは思えないけれども。

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今朝の朝日新聞に「原爆は日本人には使っていいな」という本の広告があった。

曰く、「原爆はドイツ人には使えない」「黄色人種になら使える」
といった人種差別で日本にだけ落とされたんだよ!みたいな内容の書籍らしい。

……うーん、確かに当時なら人種差別的な側面もあったかもだけどさ、
どちらかというと、連合側のヨーロッパ諸国に原爆の影響が出るのを忌避したんじゃないか?

その頃は原爆が周囲に与える影響も未知数だったろうしさ。

ああ、いや、この本について批判しているわけじゃなくて、単に疑問が浮かんだだけ。
内容の評価は実際に読まないとなんとも言えんし、
そもそもこの疑問は書籍の内容そのものから脱線した疑問だろうしねぇ。

……こういう、私みたいな言わんでもいいことを書いてしまう人種ってのは危険だよなぁ。
ツイッターでいらんこと呟いて批判される類の人間と同じなわけだし。

それが分かっていても書いてしまうのは……なんでだろ?
兎にも角にも、業が深いよなぁ。



ゴッドイーターバーストの墓石ミッションが未だにクリアできない。
「蒼穹の新月」以来の難題である……あれは東の建物に誘い込めばどうにかなるんだが。
ピターさんピターさん、二匹でじゃれついてくるのは止めて下さいィィ――ッ!!

久々にセッションする予定が立ち消えとなった……という話を少し前に書いたが、
遠からずシナリオを完成させて実施してくれるだろうと期待していたら、
「え? やるの?」と殺意が爆発しそうなお返事が来てしまったので、自分から動くことにした。

うぐぅ、向こうは実習中もセッション組んでくれる地元仲間がいたのだろうが、
こっちは長期間の欲求不満で辛抱堪らん臨界状態なのである。

ていうか、週末にセッションで楽しんでいたくせして、
毎日のように実習が辛い辛いと愚痴まみれのメールを送ってくるなと……!
私だって孤独な戦いだったのは同じなんだが!?


……いかん、どうも自分で思っていた以上に腹に据えかねていたようだ。

本題はそんなことじゃない。


そんなわけで、久々のセッションにゲームマスターとして臨むことと相成った。
システムは「ダブルクロス the 3rd Edition」である。

以前、インフィニティコードの発売直後に行ったキャンペーンの続きを行うことになる。

そのキャンペーンは、市販シナリオ「ムーンレスナイト」を主軸に据えて、
基本ルールブックのサンプルシナリオを改変して追加し、一貫性を持たせたものだった。


既成シナリオばっかり使ったのは、

「あのさ、インフィニティコードで追加されたウロヴォロスを使ってみたいんだけど」

「誰がシナリオを作るんだ? 私はダブルクロスは門外漢だぞ」

「サンプルシナリオとか使えばいいんじゃないか?」

「それならムーンレスナイトも買ったから、これで遊んでみるってのはどう?」

「なるほど、それならマスターを担当するのは……」

「獅子笑いだな」「獅子笑いだね」

「おいこら、プレイヤーで一度しか経験してない奴にやらせる気なのか!?」

「大丈夫だろ、どうにかなるって」「そうそう、一から作るわけじゃないし大丈夫だよ」

「……全三話のキャンペーンを初心者にやれと?」

「いや、単発でもいいんじゃないか?」

「しかし、ウロヴォロスは成長するほどに真価を発揮するんだろ?」

「まあ、基本侵蝕値が喰われる代わりに成長の幅が広いシンドロームだからね」

「なら単発シナリオじゃ面白みがないだろうが……ええと、それじゃ――」


ということで、ウロヴォロスを活かすには「ムーンレスナイト」の三話でも短いと考えて、
何話か付け足そう、別のサンプルシナリオを改変できれば楽だな――。
などということを考えたため、市販シナリオ+サンプルでキャンペーンが組まれたのである。

実は、私はこれまでシステムに関わらず既成シナリオを使ったことがなかったが、
当然ながら既成シナリオというのは良く出来ていて、これは使わない手はないなと思った。

なので、今回も既成シナリオで組むことを考えた。
怠けようとしているわけではなく、なにより早く遊びたいし、肥やしにするくらいなら使いたい。
そして自分のシナリオ構築力に自信がないという点も大きい。

「何かないか?ストーリーラインが欲しいだけだから、セカンド時代でも構わないんだが」

「それじゃあ面影島のキャンペーンやろうぜ」

「……面影島事件はサードの世界観に強い影響を与えた代物だったような気がするんだが」


香ばしいほどに危険な予感に満ち溢れた提案だったが、ひとまず見てみることにする。

「初期作成キャラでのプレイ推奨……設定的な縛りが少し強いか?」

「うっわ、取得を指定されてるDロイスがストーリーの根幹に関わってるよ……」

「登場人物が多いし、設定もややこしいな……これは読み込まないと捌けないかも」

「おい、解説なのに『~なのかもしれない』って曖昧な表記されてるんだが……」

「……同じ事項の解説なのに微妙に違うこと書いてないか?」

「そもそも、この事件の時間軸を現在に変えると大量のアンオフィシャル設定が出るぞ……」


なんか知らんが、異様に前途多難な状況に陥った。

それでも様々な設定にアンオフィシャルながらも言い訳して折り合いをつけてみたり……。
ややこしい登場人物や事件の全容を解読しながら纏めてみたり……。

うーむ、ここまでえらいことになるとは思わなかった……。
新規キャラクターでやれば済む話ではあるが、彼らにはすっかり愛着もあるからなぁ……。

そんなこんなで見切り発車ながら、どうにか第二話まで完了。
振り返ると演出を間違えた部分も結構あるので、次回のセッション前に説明せねば。
そもそもプレイヤーもややこしくて覚えてないかもだし、復習の解説もしなきゃいけないし。


記事タイトルは、今回のキャンペーンのグランドオープニングの名前。

「夏への扉を探して」の意。

夏休みに休暇として面影島に向かうため「日常としての夏休みの始まり」を意識して命名。

まあ、結局は日常とかけ離れた夏休みになってしまうんだけど。

ちなみに、ロバート・A・ハインラインの名作SFである「夏への扉」から考えたもの。

先日はゼミの親睦会と称した飲み会に赴いてきた。
周囲が生ビールを注文する中で、私だけが空気を読まず日本酒を注文する。
日本酒に馴染みがない周囲が若干どよめいた。

ビールは苦いばかりでドコが美味いのか分からない。
洒落たカクテルは甘ったるいし、洋酒の多くは体質的になんだか合わない。
これまでの経験上、私は日本酒や焼酎の類しか受け付けないのだ。
しかし、思えばこれが失敗の原因であったのかもしれない。

普段、私はあまり酒を飲まない。
せいぜい、親戚との集まりの場で少しばかり頂く程度である。
自分の限界まで飲んだことがないから、実は加減のラインが分からない。
飲み会の経験もなく、世間一般で飲まれる量も知らなかった。

度数の高い日本酒を注文したこと。
自分の限界と、世間一般の適量を知らなかったこと。
親戚に四合近くを飲み干す御仁がおり、それを基準に考えたのもいけない。
共に飲んだ面々も知識がなかったためブレーキがなかった。

その結果、私は二時間足らずで四合半を飲み干してしまった。
ちなみに世間一般の適量は一合、多くて二合だそうな。
笑うに笑えない阿呆ぶりである。

飲み会の最中はどうということはなかったが、店を出ると共に不快感がこみ上げてきた。
その後は俗に言うマーライオンと化して、友人の世話にならざるをえなかった。
二日酔いは翌日の昼まで続き、その後は両親から説教を賜った。

うーん、次からは多くても三合に止めることにしよう。
舌は回らなかったが受け答えは出来てたし、意識もわりかしはっきりとしていた。
記憶はマーライオンの前後が曖昧な程度だけど殆ど思い出せる。
自分の足で歩いて友人宅に向かい、風呂や着替えも自力でやっていた。

なかなか飲んだ割にはマシな風体だったと思う。
多少は酒に強いようだから、たぶん三合くらいまでなら大丈夫だろう。
あと焼酎は日本酒より度数は高いが、悪酔いしないことが多いと聞いたことがある。
外で飲むときには日本酒より焼酎の方がいいかもしれないな。

柴犬氏には大変お世話になりました。助けてくれてありがとう。色々とごめんなさい。

みんなも酒には気をつけましょう!
知識がない人は、せめて事前に世間一般の適量を覚えておくといいかも!

文献によって多少の違いはあるけれど、以下程度が適量だとかなんとか!

ビール:大瓶一本~二本
日本酒:一合~二合
焼酎:半合~一合
ワイン:二杯
ウイスキーやブランデー:シングル二杯(ダブル一杯)
ようやっと、臨床実習にまつわる諸々は一段落と相成った。
この二ヶ月間で勉強不足と精神的な未熟さは嫌というほど痛感させてもらった。
恥も多かったが、それは恥の数だけ成長する余地があるともいえる。
ここからは自分との戦いのため、兜の緒を締め直さなければならないだろう。


夏目友人帳のアニメ第三期の放送が開始された。
第三期まで製作される深夜アニメというのは非常に稀有であるように思う。
原作は少女漫画誌に掲載されているが、とくに女性向けの作風というわけではない。
男性でも妖怪が好きな人には是非とも見てもらいたいものである。
あぁ、第一期と第二期のブルーレイボックスが欲しい……。


プレイステーションストアが復旧して一ヶ月ほどが経った。
最近は復旧と同時にアーカイヴスで配信されたクロノクロスを主にプレイしている。
前作のクロノトリガーは人生初のRPGで移植版も全てプレイ済み。
そんな私にとっては想い入れの深い作品である。

もっとも、クロノトリガーフリークの中には続編として認めない人もいるのだが。
世界観そのものが平行世界と時間遡行が組み込まれているのだから、
クロスはトリガーから派生した可能性のひとつと考えてもいいのではないだろうか。
まあ、私も昔は納得できなくてムカついた時期があったから分かるけどね。

ただしアルフの扱いについては作品の主題に反するのでアウト。
キャラクターの扱いの均一性を高めることより、ジャキの登場が優先されるべきだ。
これだけはやはり譲れないし意見の鞍替えをすることもないだろう。


この二ヶ月ほどは遊ぶ余裕もなかったため、すっかりセッションしたい病である。
そこで昨日はダブルクロスで遊ぼうという予定になっていたのだが、
とても残念ながら、マスターの準備が間に合わずに中止となってしまった。
通学中の電車内で連絡メールを見たときは悲しみのあまり発作的に帰ろうかと思った。

その代わり、私がマスターを務めるダブルクロスのキャンペーンの続きやら、
オンラインで進めているソードワールド2.0の問題点の解決法やらを話し合ってきた。

2.0はシャリウスに腰を据えているキリクを連れ出す理由が思いつかず、
当時はかなり強引な理由で出奔してもらったことがずっと気になっていたのである。
そこで、キリクのプレイヤーと話し合って過去について改めて練ってみた。
なんとなく全体像は見えてきたので、無理が出ないように設定を纏めなおしたい。

問題は、ルキスラに着いたら最初は適当に単発依頼を受けてもらう予定が、
いきなり大騒動に巻き込まれてしまいそうだ……という点か。

まあ、魔術師クロラールの謎やら、シャリウスワインを狙う蛮族の盗賊団やら、
回収できるかどうか分からん伏線をばら撒いてる時点で、
あんまりフツーの冒険者路線になるとは考えにくいのだけれども。
行き当たりばったりの悪癖を捨てて、先行きを見てシナリオを考えないといかんか。
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