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虚呂路

虚呂路

                          やたらと自己分析に耽っていた頃。 今にして思えば、あれは『分析』と同時に『構築』でもあり、きっとあれこそが己の酷く短い思春期だったのだと気付いた今日この頃。
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おしごとたのしいです。


何か書こうと思ってたけど忘れた。
取り合えず米炊こう。
すっかり溜めてた書類も書かなければ。

明日が終われば二連休だぞ俺……!






カッコ良すぎてコーヒー吹いた。
作品は少ないけどレジェンド・クロスウォーズのタグがスゲェ。
ほとんどが1000user入りだな。

全シリーズを初めから見直したくなってきてしまうじゃないか。


(4/6)
これは酷い……なにが酷いってデジモンウェブの更新内容が酷すぎる。
毎週金曜に更新されるデジモン図鑑がヤバイ。
普段なら二体追加されるのに一体だけ追加ってのも奇妙ではあるけれども。

追加されたメタルグレイモンの必殺技が何故か「ミサイル」なんだが。

ギガデストロイヤーは何処に行った!? 担当者は何の文献を元に文章書いたんだ……?
ていうか、得意技でも「ミサイル」なんてもんあったっけ?
初期は強化クローとかじゃなかったっけ?

ワケワカメ。

デジモンといえばジントリックスを買いたい買いたいと思っていたんだが。
ほとんどネットでしか買えないほど流通してないから実家暮らしの受験生には手が出なかった。
しかも一枚あたりの値段を考えると常軌を逸した高額設定だし……。
おまけに異常なレア封入率の低さもあって、普通ならば総スカンを喰らいそうなものなのだが。
どうやら訓練されたファンにとっては大したことではないらしい。

封入率の低さが大量購入を誘発しているようで売り切れが続出。
ようやっと手が出せるようになったというのに販売しているサイトがロクに見つからん。
なんで何処も03以外は残ってないんだよ馬鹿野郎……。


職場の性質上、色々な人の名前を目にすることになるのだが。
ちょっと良いなぁと思う名前を見つけると、それを元に脳内でキャラメイクを開始してしまう。
これが世に語られる職業病というものか(たぶん違う)。


-今日の一冊-
後ほど


ていうか、これだけしか書けないとか更新する意味なかったぞ俺。
あと一人称変わってるぞ俺。
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昨日は楽しいエイプリルフールでした。
思い返せば、四月馬鹿のネタをリアルタイムで存分に見て回れたのは初めてである。
いままではパソコンを自由に使えなかったからなぁ。

それにしても、みんな本当に凄いとしか言いようがない。
むしろ、自分って何もできないんだなぁ……ということを痛感した日でもあった。

辺境さん、吉村さん、日向さんは23才の頃には立派なクリエイターだったんだよなぁ。
矛さんは同い年、高町さんに至っては年下なんだぜ……。

私のような中身のない人間にならないように若い人には頑張ってもらいたいものである。
戯言を弄して虚勢を張って欺瞞と踊りながら卑屈の闇を彷徨う羽目になるからね。


ずっと前に「文体診断ロゴーン」ってのをやってみたことがあるんだが。
文体を診断することで各種評価と近似した文体の著名作家を教えてくれるサービスだ。

前回は寡聞にして聞き覚えのない徳冨蘆花という明治・大正の文豪と似ているといわれた。

「文章の読みやすさ」  B  読みやすい
「文章の硬さ」  C  やや硬い
「文章の表現力」  A  とても表現力豊か
「文章の個性」  A  とても個性的

分析は以上のような結果。

で、久々に昨日の記事を用いて再診断してみたところ。

「文章の読みやすさ」  E  一文が長い
「文章の硬さ」  B  文章がやや柔かい
「文章の表現力」  A とても表現力豊か
「文章の個性」  A  とても個性的

文体が最も似ている文豪は「浅田次郎」でした。

今度はとんでもねぇビッグネームが出てきたー!?
「蒼穹の昴」や「鉄道員」で知られる超有名な作家さんじゃねーですか!

文章が長いのは当然ながら自覚している。
昔よりも柔らかい表現が増加傾向にあるのは恐らく良いことなのであろう。
表現力は同じく豊かで、相変わらず個性的……らしい。
私程度の表現力を豊かと評するなんてランク付けのハードルが甘すぎるだろうに。

所詮はシステマチックな診断であまり当てにならないが、参考にできる程度の信憑性はある。
もっと端的ながらも表現豊かな文章を綴れる様になりたいものである。


リ:デジタイズから更なる香ばしい危険な香りが……。
オメガモンの胸部に注目してみると刻まれている紋章が何やらおかしい。
本来は勇気と友情の紋章をくっ付けた形なのに、どこからどう見ても勇気の紋章です。
おーい、友情は何処に行ったんだよ!?(笑)


-今日の一冊-
「少年少女飛行倶楽部」

加納朋子氏による青春の部活動小説。

中学一年生の海月は親友の樹絵里にある部活動に誘われる。
それは「空を飛ぶこと」という目標を掲げた珍妙なる「飛行倶楽部」であった。

倶楽部に在籍する先輩に一目惚れしたが、あまりの胡散臭さに独りで入部するのは不安。
そんな不誠実な理由で樹絵里に無理やり巻きこまれた海月であったが、
まあ面白そうではあるという理由と世話焼きな性格から一緒に入部することに決める。

しかし飛行倶楽部は海月と樹絵里を含めてたったの四人なので部として認可されていない。
空を飛ぶ方法を考える以前に部活として認められなければならないのだ。
とはいえ当然ながら「変な部」として見られている飛行倶楽部に人はなかなか集まらない。

神という珍妙奇天烈な苗字の部長は理想を語るばかりで具体策は皆無。
先輩の海星は「いい人」ではあるが野球部との兼業で忙しいし頼りにはならない。
樹絵里は海月に頼りっきりでまるで役に立ちやしない。

かくして世話焼きで苦労性の海月は飛行倶楽部のために忙しい日々を送ることになる。
飛行倶楽部は部として認められるのか? 空を飛べる日は来るのだろうか?

まあ、珍妙な部活モノというのはありがちなモチーフではあるのだが。
それでも青春モノには心地よい読後感があると思う。
現実的ではない無茶もご都合主義も笑って許される、魔法を必要としないファンタジー。
まったくもって不思議なジャンルである。

色々とベタでお約束な作品ではあったが面白かった。
部長が執拗に空を飛ぶことを追い求める理由付けも良かったな。
他のキャラも個性的だが良いところもあれば悪いところもある奴らで親しみが持てた。

飛行倶楽部には樹絵里みたいに能天気な奴もいれば、悩みを抱える奴も入ってくる。
事情なんて人それぞれで違うけど倶楽部は海月を中心に次第に纏まっていって、
やがては空を飛ぶという目標に本気で向かっていく。

自分自身としては、こういうのって暑苦しいから苦手なんだけど。
それでもこういう作品が好きなのは、心のどこかに憧れを置いてきたからなのかなぁ。
本日はいわずと知れたエイプリルフールですが、ここは平常運転で行きます。
なにせ私ときたら良くも悪くも嘘をつけない人間だからね。

ところで嘘でもなんでもなくドット絵に興味がある。
そこで、スティングのユニオンシリーズを参考に弥月を描こうとしていたのだが、
いきなりドットを打って絵として仕上げるような芸当は無理なので下絵が必要になるわけだ。

しかし、私は絵を描けない人種なので非常に難航する。
頭髪や服の襟の部分がどうしても不自然な感じになってしまうのだよなぁ。
それでも無理やり仕上げてみたのだが。
直後の引越しに追われてスキャンするのを忘れたまま新居に来てしまった。

これは、お前のようなボンクラなんぞにドット絵は無理!というお告げなのかもしれん。
仕方ないので諦めて、ドット絵マイスターの道はとくになさんに譲るとしよう。
これを見れば彼が秘めたる素晴らしき全米驚愕的な才能が良く分かるんじゃないかな!
いやー、来春が楽しみだよねぇ!


そういえば、昨日の記事で辺境紳士さんに触れたけど。
辺境さんと神無さんによる夫婦サークルである「星とレシプロ」が新作予告を出したようだ。

辺境さんの告知
 神無さんの告知

辺境さんは相変わらず絵柄も良いけど台詞回しが素敵だ。
神無さんは情報屋を辺境さんの作品の舞台に出張させるようだな。
これもまた楽しみで楽しみで仕方がないねぇ!


辺境さんがジャケットイラストを書いている音楽サークル「HUMMING LIFE」にも動きが!
なんと、新作について音楽情報サイトにインタビューを受けたようだ。

今作は男性ボーカルをメインにしたセルフカバーアルバムになるらしい。
個人的に「お子様ランチ」がすっごく好きなんだけど、それも曲目に入っているようだな。
クロスフェードデモが上がっているので聴いてみるといいんじゃないかな!
うっはー、これも発売が本当に楽しみだなぁ!


あ、そうそう、googleで検索してたら何だか調子がおかしいんだよね。
どうすりゃ直るんだろうと色々試していたら、驚くべき情報が入ってきたんだよ!
なんと! 「むきりょくかん。」の吉村麻之さんが音楽アーティストとしてデビューするらしい!

どうなるんだコレ! どうなるんだコレ!(大事なことなので二回言いました)

いやはや、今後の活動が楽しみすぎて思わず失禁しそうになるね!


調子が悪いといえばデジモンサイトの「Flagile Lifes Be Finish」が出てこないのだが、
その代わりにデジモンの新着情報が紹介されていやがった!

すげぇ! すげぇけど嫌な予感しかしねぇ――――!?

アニメも02ラストは物議を醸したし、デジモンにとって2という数字は鬼門なのかもしれん。


話は変わるけど「SAKURA Internet」がついに二次元存在の採用を開始したらしい。
業界内にとどまらず世界的に見ても先進的かつ意欲的な取り組みである。

こちらとあちらでは時差があるし、誰でも三次元に来れるってわけじゃないからなぁ。
広く浸透した場合、三次元の就職口を圧迫して社会問題になる懸念もある。
だが次元を超えた交流は新たな可能性を生むのかもしれない。

二次元存在と三次元存在では得意分野も異なる点も鑑みると、
三次元存在も二次元にいけるようになれば需要と供給の釣り合いが取れるようになるかも。
むしろ就職難の突破口にすらなる可能性もありそうだ。
二次元の流入によって、次元間の移動の研究がより進歩することを期待しよう。


「lolliloop」というウェブマガジンで有名な高町ぐずりさんが幼稚園を経営……!?
カメラの説明に説得力ありすぎて納得しそうになった!(笑)
つーかホントにすげぇなこれ……。


最後に、ネットのあらゆるにゃんこについての情報を紹介するサイトをご紹介!

ああ良かった!これで猫がいない生活でも生きていける……!
ありがとう!! ありがとう!!


-今日の一冊-
「ソード・ワールド2.0ノベル dept.wanderer's (4)」

前巻でアミアの故郷である傭兵都市・ガリスに迫る蛮族軍を辛くも退けた一行だったが、
『酒呑竜児』の異名を持つドレイク・ゼルウィガーの剛力を目の当たりにして、
彼らは力量の不足を否が応にも痛感するのであった。

特に故郷の危機を前にして打ちのめされたアミアの落ち込みは激しかったが、
いまは亡き母の話を父親から教えられ、彼女は新たな活路を見出す。
大切なものを守るため、目指すのは傭兵都市の地下深く。
母が遺した守護の魔剣を受け継ぐために彼女は独りで母の試練に立ち向かうのであった。
アミアは己の弱さを具現化した克己の迷宮を乗り越えられるのだろうか。

その頃、レグルスは師から伝え聞いた話を思い出していた。
伝説的な拳闘士の魔剣が安置されし、選ばれた拳闘士だけが挑める試練の迷宮。
その迷宮がガリス近辺の隠れ里に存在するという話である。
師匠に一歩でも近づくため、レグルスは師も挑んだ試練に臨むことを決意する。
そして、彼は隠れ里にて「師が残したもう一人の弟子」と邂逅を遂げることになるのであった。

一方で、キリクはシーナという不可思議な雰囲気を纏った女性と知り合っていた。
シーナは夜の街角で花を売る妖艶ながらも神秘的な美女であった。
お互いに同じ月神の信者であることから、二人は夜毎に声を掛け合うようになる。
キリクは彼女に慕情とも異なる名状しがたい胸騒ぎを感じ始めていたが、
彼は未だシーナの正体など知る由もないのであった。

というわけで、主要キャラの三人がそれぞれ試練に挑むオムニバスです。
なんかもう一人いたような気がするけど、彼はちょっと状況的に出せないだろうからねぇ。

感想としては……おっと、いかん、入職の準備がまだ終わってなかった。
時間もないから感想はまた後日ということで!


(いうまでもなく紹介した作品はフィクションであり、実在するPCとは関係がありません)
(ですが、反論とか異論とか文句とか石があればどうぞ投げて下さい)
(ごめん、やっぱり石は投げないで下さい、マジで)
国家試験は危なげなく合格することができた。
なんでも、新卒の合格率は約95%という驚くべき数値だったとのこと。
今年受けたのは運が良かったといえるのだろうが、逆に心配にならないでもない。
本当に技師の資格を得るに足る実力があったのかどうか。
現場での頑張りで証明していくしかないか。

本日から新居で独り暮らしである。
初めての独居で部屋の雰囲気に慣れていないため、何処か落ち着かない。
父母はともかく、猫がいない環境にはじわじわと寂しさを掻き立てられることになりそうだ。
思わず近所で見かけた野良猫を攫ってしまいたくなる。
まあ、実家の飼い猫の方は、私が居ないことを気を留めたりはしないだろうが。

新居の周辺には生活に関わる大抵の店舗が揃っている。
環境としては上々といったところだろう。
ゲーセンとTSUTAYAは見当たらなかったが、自転車の活動圏内にはあるのだろうか。

とりあえず勉強以外の書籍は一冊も持ってこれなかった。
近所に複数の書店とブックオフが軒を連ねているので調達には困らんだろうが。
実家からも早く運び込みたいものの、狭い部屋では本棚も置けやしない。
社会人になっても本の扱いの悩みは尽きそうにない。

一方、独りでパソコンを心置きなく使えるようになったのは大きい。
生活に慣れさえすれば、もはや深夜帯にTRPGセッションをすることも夢ではない!
一冊もルルブが手元に無いので実家から取って来ないといけないけど。
また、実家や同門の知人と連絡を取り合うため、眠っていたskypeのアカウントを発掘した。
これからお世話になることが多くなりそうである。


スーパースティングが世に放つ記念すべき第一作が発表された。

その名も 「ジェネレーションオブカオス6」 !!

I F の ナ ン バ リ ン グ タ イ ト ル じ ゃ ね え か ! ?

いったいなんなの? STINGの名前を出す必要があるの? 喧嘩売ってるの?

ま あ 買 う ん で す け ど ね

IFに吸収されたってわけじゃないから、いつもの下請けと変わらないと見るべきか。
まずは公式サイトのシステム項目を早く更新してくれ……!!


デジタイズの設定画や登場デジモンがゲーム情報サイトに載ったのだが……。
あの、レオモンさん? あなた完全体でしたっけ……?
ていうか随分と立派な体格ですね? すごくマッシヴでヘヴィな感じですね?

ネタなの? ねぇ、ネタなのかな?
原点回帰だからって昔のタイトルみたいに世代を捻じ曲げなくたって良いんだよ?
それともレオモンさんを弄りたいだけなの?


シルバーレインで弥月くんが引退を完了した。
入れ替わりに戦争がやってきたようなので動ける人は頑張ってくれ!
明日は最後に背後と弥月で会話でもしてみようかねぇ。
ともかく、お疲れ様でした。


-今日の一冊-
「ぼくらが旅に出る理由」

山下卓氏による伊豆大島を舞台にした青春のボーイ・ミーツ・ガール。

部活の無い夏休み、中学二年生のコウはフェリーに乗って伊豆大島に向かっていた。
果たすことが出来なくなった、姉と交わした旅行の約束に導かれて。

そして、彼は船上でリンコという少女と最悪の出会いを遂げた。
二人は諸事情あってお互いにとんでもない迷惑を掛け合うことになってしまい、
結果として一文無しになったコウは、伊豆大島に在住するリンコの家のお世話になることに。

リンコとその姉妹に振り回されながら、コウは美しい自然に包まれた大島を見て回るうちに、
彼はリンコたちが抱える秘密と苦悩に気づき、真相を求めて奮闘を開始する。

と、まあオーソドックスで爽やかな青春物語……ではなかったりするんだ、これが。

前半は少年少女の不器用で甘酸っぱい出会いと交流みたいな感じなのだが。
彼女たちの秘密ってのがとんでもないヘビー級なんだわ。
真相に近づくにつれてシリアス度が跳ね上がって重々しい展開にシフトしていく。
前半と後半ではまるで印象が異なるので驚かされた。

表紙のイラストはいかにも明るい青春小説のような体裁なので意外な内容だった。
突飛な部分が多いと思わないでもないが面白かったと思う。
あと、なんとなく「NHKにようこそ!」や「電波女と青春男」を思い出した。
分かる人には分かるだろう、たぶん。

個人的には最近読んだ中では上位なのでオススメしたい。
ただ、えげつない部分も出てくるので、100%の爽やか小説を読みたい人は回れ右。

それにしても「エトランゼのすべて」もそうだが、表紙の絵が好きな絵柄だなぁ。
「エトランゼのすべて」は庭さん、「ぼくらが旅に出る理由」は平沢下戸さんという方である。

まあ、辺境さんの絵の方が更に好きなんだけどね。
未だに辺境さん以上に好きな絵柄の絵師さんには出逢えないんだよなー。
デジモンクロスウォーズの最終回を視聴した。

うん、終わっちまったんだなぁ……なんだかんだ言ってきたけど寂しいなぁ……。

タギルもアレスタードラモンも熱くてカッコ良かった。
彼らの活躍は受験のせいで見てないから、主役として捉えられなかったんだけど。
ちゃんと歴代に恥じない主人公ぶりを見せてくれたと思う。
スペリオルモードが突撃する時には思わず一緒に叫んでしまったくらいだし。

時計屋は予想の斜め上というか、まさに衝撃的としか言いようがない。
よくよく見てみれば、メタながらも確かに伏線はあったのだが注目してなかったわ。
ていうか、再会したらどうするつもりなんだよ……(汗)。

欲を言えば、ラストはもうちょっと主要人物のその後を描いて欲しかったかな。
あの展開の流れでは時間的に無理があるかもしれないけど。

やはり振り返ってみれば面白かったな。
DVDやBDは発売されてないが、ボックスが出ると信じて待つとしよう。

スタッフの皆様は本当にお疲れ様でした、またデジモンに逢わせてくれてありがとう。
また復活してくれる日が来ることを祈っております。


そういや「英雄にはゴーグルが必要なんだよ!」という台詞を聞いて、
シルバーレインで継承手続きを待つ段階に入った弥月くんのゴーグルを思い出した。
ヒーローの象徴がゴーグルってイメージはデジモン由来なんだよなぁ。

弥月はいつの間にか私の理想像――私にとっての本当のヒーローとしての性質を持った。
うーん、英雄にゴーグルが必要なのか、ゴーグルが英雄を生むのか……。


-今日の一冊-
「エトランゼのすべて」

森田季節氏による、京都を舞台に新大学生の青春を描いた一冊。

高校までをド田舎で過ごしてきた冴えない主人公は、青春を求めて京都大学に入学。
大学生活をエンジョイするにはサークル活動が必須にして最重要と考えるが、
踏み出せず、踏み込めず、躊躇う内に多くのサークルは新歓を終えてしまいつつあった。

追い詰められた主人公は掲示板でとあるサークルの張り紙に活路を見出す。
「力を抜いてとにかくのんびり」を掲げる「京都観察会」。
人は多すぎず、専門性は無く、運動系でもなく、男女が程よい割合でいそうなサークル。

これぞ最後のチャンスだと思って、彼は「京都観察会」の新歓に踏み込んだ。
まさか「魔女」に出会うことになるとは露知らずに……。

京都で青春を求めてというと森見登美彦氏の作品を思い出してしまうわけだが。
これは現実的で個人的にグッサリと痛い所を抉られるような内容だった。

「京都観察会」はいわゆる残念な人たちの集まりだが、決して不適合者に優しくはない。
残念同士が傷を舐め合うような作風ではないので注意すること。
ていうか「はがない」と同じく、お前らぜんぜん残念ではないだろうという感じもある。

そりゃ本気でぼっちを描いたら物語なんか生まれようも無いだろうけど。
本気で社会不適合者を小説にしたら瓦解するだろうけれども。

まあ、残念をカバーできるものを元々持っているくせに行動してない奴らなのだろう。
物語として描くことが出来る程度の残念な人物ってのは。
絶望的なブサイクやコミュニケーション障害者はどうしようもないということか。

主人公は地味だがド田舎に住んでいたゆえにオタクになることもできなかった奴だ。
だが、ブサイクではないし、リア充を目指そうと行動する気概もある。
こういう輩は非リア充とは言えないだろうと思う。

それを踏まえると、リア充になれるのに怠けていた奴が行動してリア充となる物語である。
なんだこの最悪にも程がある紹介文は……!
まあ、その、なんだ、つまりはごく普通の青春小説ということですね!

普通の青春小説としてみればそこそこ面白かった(胸を抉られるけど)。
大村なんかは知識と知恵がある以外は自分と重なるので多大なダメージを受けたな。
えーと、あとはイラストがすごく綺麗ですね、これは本当に。

ええと、何を言いたいのか分からなくなってきたわい。
断っておくと、個人的にはお勧めできる小説というわけではないかな。
なんだか妙に違和感を感じるというか、どこか足りないような感じもするというか。

以前から「ぼっち・残念系小説」自体に違和感があるせいかもしれないが。
読みやすいので暇なら一読してみては如何かと。
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・活字中毒者の疑惑
・主にラノベ・ジュブナイル系
・サブカルチャー全般が好き
・王道は避け気味
・古武術歴17年だが激弱
・猫は正義

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