虚呂路
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悪い想像が膨らむばかりで胃腸に多大なる負荷を強いる日々を送っていたが、
どうにかこうにか本分を全うして、当面は人生の路頭に迷わずに済むことと相成った。
よって、ゴールデンウィーク以降は現場での実習に臨むことになる。
目が回るほどに精根尽き果てるような毎日となるであろうことが想像される。
どのみち胃腸を傷める生活からはしばらく脱却できないようだ。
人生の山場とはこのような機会のことを言うのだろう。
福島原発は未だに落ち着かないようだ。
1号機における極度の温度上昇、作業員の足部の被曝、排水汚染。
構造上、内部の状況を肉眼で確認できないため対応も難しい部分があるのか。
巷で騒がれる水道水や作物については被曝の影響など微々たるものであって、
少し放射線について齧った身としては安全だろうと断じることができる。
規制の数値は長期に渡って一定以上の量を摂取した場合を想定した基準であり、
それも確実に被害が生じないよう極めて余裕を持って設定されている。
今回はそもそも年間を通して摂取するわけでもなし。
水はともかくとして、野菜をキロ単位で毎日食べるような人も稀有だろう。
エックス線撮影の方が総線量はよほど多いはずである。
しかし原発そのものについては予断を許さない状況で間違いない。
知人のアメリカ人は職場放棄までして、身寄りもないのに母国に帰っていった。
曰く、日本政府の声明は信頼できないから、とのことらしい。
日本人として情けないが、その発言には一理を認めざるを得ない
確かに一箇所でも爆発すれば連鎖的に爆発が発生する可能性は高く、
半径数百キロに渡って放射線物質が飛散する悪夢が想像できる。
アメリカのみならず、各国の政府も日本在留の自国民に退避を呼びかけている。
これが市井の人々の不安を煽っているのは間違いないだろう。
なにせアメリカ人と共通の知人まで九州へ逃げて行ってしまった程である。
が、決して危機的だからという理由のみで各国が警告しているとも思えない。
最悪の事態に至った際、警告の怠りとして責任を追求されないためでもあるはずだ。
どこも他国のトラブルが元で面倒事に発展するのは避けたいだろう。
先手を打たなければ、実際に事故が起こってからでは取り返しがつかない。
多少は過剰でも、事なかれ主義的な対応が安全牌なのは違いない。
現状では、国外退避の判断は過剰で性急に過ぎるというものだと私は思う。
安全地帯に留まる政府や上層部と違い、現場員は文字通り命懸けだ。
最悪の可能性は否定しきれないが、今しばらくは彼らを信じたい。
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・活字中毒者の疑惑
・主にラノベ・ジュブナイル系
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